一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)は1月21日(金)、ゲーム開発者のためのカンファレンスイベント「CEDEC2022」を8月23日(火)から25日(木)にかけてオンラインで開催することを明らかにした。
「CEDEC」(コンピュータエンターテインメントデベロッパーカンファレンス)は、CESAが主催する国内最大のゲーム開発者向け技術交流イベント。2022年度は新型コロナウィルス感染症の影響を鑑みて、2020年、2021年に続くオンライン開催となる。
今回の発表にあわせ、本イベントにおけるセッション講演者の応募要項が公開されている。対象者は「コンピュータエンターテインメントの開発・研究、および関連する業務にかかわるすべての方」とされており、エンジニアリングやゲームデザインなど幅広い分野におけるアイデアやノウハウといった内容が求められるようだ。
採択された場合にはCEDEC2022の全セッションに参加できるパスを無償で入手できるほか、応募者全員に同受講パスをCESA会員価格で購入可能となる特典が提供される。応募受付期間は2月1日(火)から4月1日(金)午前10時まで。詳細については公式サイトも参照されたい。
また、イベントに先駆けてゲーム開発技術の最新動向などをまとめた「CESAゲーム開発技術ロードマップ」の2021年度版が公開された。こちらは、近い将来のゲーム開発において重要となることが予想された技術テーマを選び抜き、簡潔かつ分かりやすく記すことで調査や研究、議論に活用できるものとなっている。
くわえて「CEDEiL」(CEDEC デジタルライブラリ)ではCEDEC2021をはじめとする過去のCEDEC講演資料も公開中。実に2000以上のセッション資料が並んでおり、無料の会員登録を行うことで資料のダウンロードやセッションの動画を閲覧することが可能となる。講演者応募の際の検討材料にもご活用いただきたい。