Atariは1月25日(火)、1976年に発売されたブロック崩しゲーム『Breakout』のリメイク作品『Breakout: Recharged』を2022年2月10日(木)にリリースすると発表した。PS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switch、PC(Steam、Epic Games)に加え、同社独自のコンソール「Atari VCS」での発売となる。
『Breakout』は、「ブロック崩し」と呼ばれるジャンルの礎を築き、多くの後続作を生み出した反射型アクションゲーム。Atariにとっては1972年に発売された卓球ゲーム『ポン』以来のヒット作となり、日本国内ではタイトーのライセンス取得を皮切りに喫茶店などを中心に筐体が次々と設置され、爆発的な普及を果たした。
同社がリメイクシリーズの『Recharged』として展開するのは、『Asteroids』、『Centipede』、『Missile Command』、『Black Widow』に続き本作が5タイトル目。従来のゲームデザインはそのままに、ビジュアルに音楽、システム面での現代的なアレンジが加えられている。
プレイモードは難易度無制限のアーケードと計50ステージが用意された個人チャレンジの2種を搭載。いずれのモードにおいてもローカルでの協力プレイを楽しめるほか、後者ではオンラインのランキング表示にも対応しているとのこと。
またパワーアップアイテムの種類も多彩な変化に富み、爆弾からレールガン、ホーミングミサイルといったさまざまな強化が可能だ。エフェクトもリッチな演出となっており、数々の受賞歴で知られるゲーム作曲家のMegan McDuffee氏によるテクノサウンドが高揚感を盛り上げる。
『Breakout: Recharged』は各ストアページも公開されており、執筆時点で価格が判明しているものではXbox版が1100円、Nintendo Switch版とEpic Games版が1099円(いずれも税込)となっている。