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神話的な雰囲気漂う島を探索し「行事」をなしとげるゲーム『大歳ノ島』の映像が公開。2月13日まで東北芸術工科大学の卒業展にて展示中

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 東北芸術工科大学教授、鹿野護氏の主宰する「未来派図画工作」は2月7日、ゲーム『大歳ノ島』の映像を公開した。

 本作は、架空の島の「正月」の行事を描いたゲームで、東北の民族伝承をテーマとした作品となっている。主人公となるのは仮面をかぶった4人の異形で、彼らが山頂で出会い御供物をするとき「島は生まれ変わる」という言い伝えを体験する物語になるという。

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(画像は『大歳ノ島』公式サイトより)

 ゲーム中では複数のキャラクターを切り替えながらオープンワールドで表現された「大歳ノ島」を探索していくようだ。今回公開された映像からは、Unreal Engine 5で制作された美しい島の自然と、そこで味わえる神秘的な「吉祥」の様子をうかがうことができる。

 また「海坊主」「鬼火」「カマイタチ」といった「畏怖」の象徴たちも登場。硬貨のようなものを供え「祓う」ようなシーンが見受けられた。

『大歳ノ島』が東北芸術工科大学の卒業展にて展示中_002
(画像は『大歳ノ島』公式サイトより)

 本作は2月8日から2月13日にかけて「東北芸術工科大学 卒業/修了研究・制作展」にて展示される。なお、同展は2月11日以降は事前予約制となっており、こちらはすでに定員に達したため受付を終了している。 

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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