フィギュアスケート男子でソチ、平昌オリンピック2連覇、北京オリンピック4位の羽生結弦選手が、記者会見の中で『あつまれ どうぶつの森』や『平成 新・鬼ヶ島』、『エストポリス伝記II』といったゲームタイトルに言及し、おもにゲーマーの間で話題を集めている。
こちらは2月14日(月)にTBSで放送されたテレビ番組「北京オリンピック 羽生結弦インタビュー&カーリング日本VS韓国」内の記者会見の抜粋版。動画の3分10秒ごろからにあたる「北京滞在中でフィギュアスケート以外に考えること」というセクションにて、羽生選手は「久しぶりにゲームしました」と回答した。
オリンピックにいたるまでの4か月ほどの間、さまざまなものを絶ってここまできた、と振り返る羽生選手。そのストイックな取り組みの反動か、チョコレートやカップラーメンを食べたり、ゲームをしたりと心身を休める時間を取ることができた、と笑顔で話している。
そのうえで「どんなゲームをやってる?」との問いに「任天堂さんのSwitchをやっています」と回答。普段は比較的殺伐としたタイトルもプレイするそうだが、現在は『あつまれ どうぶつの森』を遊んでいるようだ。
また、自らの原点として『平成 新・鬼ヶ島』、『エストポリス伝記II』のふたつのタイトルを挙げた。いずれもスーパーファミコン向けに1990年代に発売されたタイトルであり、羽生選手自身も「マイナーかもしれない」と視聴者を気遣いながらも「ぜひ伝えたい」とそのゲーム愛を語っていた。
2014年には『モンスターハンター4G』のCMに出演、その際に「『モンスターハンター4』は320時間ほど遊んだ」と語るなど、ゲーム好きの一面を見せてきた羽生選手。しかし『平成 新・鬼ヶ島』、『エストポリス伝記II』といったチョイスはあまりに渋く、SNS上では「こっち側の人だったんだ」、「好感度バク上がり」などの反応が上がった。
なお記事執筆時点では、現行の最新ハードウェアで両タイトルを遊ぶことは残念ながら叶わず、Wii Uのバーチャルコンソールとして『平成 新・鬼ヶ島』が配信されているのみ。「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」などでの展開に期待したいところだ。