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大型艦の建造コストを減らす『EVE Online』の大規模アップデート計画がいよいよ始動。バランス調整で「アップウェル構造物」の防衛もより戦略的な配置が必要に

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 アイスランド・レイキャビクに拠点を置くCCP Gamesは、同社が開発と運営を手がける宇宙MMO【※】RPG『EVE Online(イブ オンライン)』にて、大型艦の建造にかかる時間・材料コストの削減やプレイヤーが建造できる施設「アップウェル構造物」の防衛に関するバランス調整へ重点を置いた大規模アップデート「Siege Green」の開始を発表した。

※MMO
Massively Multiplayer Online(大規模多人数同時参加型)の略。運営会社の設置したサーバー内の世界に、数百~数千のプレイヤーが同時接続し、オンラインで同期して楽しむタイプの作品。

『EVE Online』大型アップデート「Siege Green」-1

 『EVE Online』は、広大な宇宙を舞台に、宇宙探索や戦闘、採掘、産業、経済など、さまざまな物語や歴史をプレイヤー主導で自由に生み出せる作品である。2020年の大みそかには6500人以上のプレイヤーが同時に参加し、日本円で約3900万円の損害を生む大規模なプレイヤー間戦争(PvP)が発生。また、2022年1月にはゲーム内に存在する7805の恒星系をわずか224日で巡りきり、2019年の記録を大幅に塗り替えたパイロットの偉業も話題となった。

 発表によると、今回の大規模アップデートは日本時間5月7・8日(土・日)の「ファンフェスト2022」に先駆けて展開されているもので、テスト用サーバーにてアップデートの一部を配信してプレイヤーからフィードバックを募っている。作中では最大クラスである「キャピタル」級と「スーパーキャピタル」級、および戦艦の建造にかかる時間が削減されたほか、ゲーム内価格が高騰した素材の必要量も減っているという。

『EVE Online』大型アップデート「Siege Green」-2
(画像は包囲戦の開始 | EVE Onlineより)

 また、中型のアップウェル構造物については船体強化のタイマーが撤廃され、防衛時に注意しなければならないタイマーはアーマーのみとなるほか、シールドの耐久値は100%増加する。大型・超大型の構造物におけるシールド耐久値も25%増加するが、一方で中型の構造物における本体の耐久度は75%減少。全サイズのシールドダメージ上限も排除されるため、より戦略的な配置が必要となるようだ。

 今回のアップデートに関する詳細は英語の公式フォーラムから確認できるので、興味があれば実際のプレイとあわせてチェックしておくとよいだろう。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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