パブリッシャーのYsbryd Gamesは6月13日、タクティクスRPG『Demonschool』を発表した。
対応プラットフォームはPC(Steam、Epic Gamesストア)およびPS4、PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switchで、2023年に発売を予定している。
Steamストアページによれば、本作は日本語表示にも対応する。くわえて、デベロッパー(開発元)のNecrosoft Gamesは全バージョンが日本語に対応する予定だとSNSに投稿した。
『Demonschool』はデーモンハンターの末裔「フェイ」となり、人間界と魔界の狭間で異形の者たちを倒しながら、謎の島で大学生活を送るRPGだ。
ゲームはおもに戦闘パートと学園パートのふたつで構成されている。
戦闘パートのゲームシステムは、グリッド上のフィールドで展開するターン性ストラテジーゲームのフォーマットとなる。戦闘の最大の特徴は、自身が受けるダメージや敵の動きが事前に開示される点だ。
戦闘ではコンボを繋げるほどダメージが向上する仕様となっているため、つねに仲間や敵の行動、ダメージを参照しながらコンボを組み上げて戦うこととなる。コンボは実行しなければ何回でも組みなおせるため、パズルの様に頭を使う戦闘となっている。
いっぽうで、従来のターン性ストラテジーゲームが持つ「戦闘中の操作の手間」を極力排しており、操作自体は直観的かつスムーズに行えるという。
学園パートでは謎の島の大学生として自らスケジュールを設計し、大学生として学んだり、友達と交流することができ、キャラクターのレベルアップや戦闘で活用できるスキルの強化を行えるという。
学園パートでは15人のキャラクターたちと交流可能であり、親密になれば恋愛関係に変化することもある。また、親密な関係性を結ぶキャラクターによって物語の結末も変化するという。
学園モノとオカルトがメインモチーフとなる本作は、PC Gamerのインタビューによるとアトラスが2009年にDS向けにリリースしたRPG『女神異聞録デビルサバイバー』の影響を受けているという。このほかに、インタビューでは『龍が如く』シリーズや『戦場のヴァルキュリア』、丸尾末広氏、伊藤潤二氏の名を挙げながら、それらからどのように影響を受けているか語っている。
また、本作は3DCGとドット絵、2Dのイラストを併用した独特のビジュアルを構築しているが、制作において「架空のゲーム機でゲームを制作する」様に制約を設けて開発し、現在のスタイルになっているという。
興味がある読者はデベロッパーのNecrosoft GamesのSNSや公式ディスコード、パブリッシャーのYsbryd Gamesをチェックして発売を待とう。