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アマチュアのオカルト研究家として消えた同級生を追うホラーゲーム『Occult Case Files』の体験版が配信中。レトロ風のピクセルアートで描かれる赤黒い日本の恐怖。NESの作品をオマージュ

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 Teebowah Gamesは8月14日、ホラーゲーム『Occult Case Files』のアルファデモ版をitch.ioにて配信開始した。

 価格は無料でプレイできるが。クリエイターを支援すべく任意の金額を支払うことも可能だ。

『Occult Case Files』の体験版が配信中。NESをオマージュしたインディーホラー_001

 『Occult Case Files』は消えた同級生の謎を追うポイント&クリック型ホラーアドベンチャーゲームだ。ビジュアルを一見して分かる様にレトロ風のピクセルアートが特徴のひとつであり、日本国外において任天堂より発売された家庭用ゲーム機「Nintendo Entertainment System」にてリリースされた『Uninvited』、『Shadowgate』、『Deja-Vu』をオマージュした作品となっている。

 主人公の同級生は4日前にふと行方不明になった。大人たちや警察官は信じてくれないが、街には人が足を踏み入れた瞬間に虚空に消えると言われる場所「バニシングポイント」の存在が噂されていた。

 主人公は友人と共に、そんな「バニシングポイント」に関係していると噂される屋敷に友達と潜入し、アマチュアのオカルト研究家として調査をすることとなる。

 本作はゲームの基盤となるシナリオや設定はシンプルだが、多彩なピクセルアートによって様々な場面を描き、表情豊かな世界観を構築している。

 とくに、日本を舞台とする設定を活かし、近年の韓国や台湾のホラー映画の様に禍々しい呪術的なモチーフベッタリとした紅色を多用するビジュアルが特徴的だ。さながら現代のアジア圏のホラー映画をディメイクしたようなゲームプレイを味わえるだろう。

 本作を手がけるTeebowah Gamesは、本作のほかにもゲームボーイ風のビジュアルを採用した博物館が舞台のホラーゲーム『The Third Shift』や、同じくゲームボーイ風の釣りシミュレーションゲーム『Fishing Vacation』を公開している。

 いずれの作品もお手頃な価格でプレイできるため、ピクセルアートやディメイク作品が好きな読者はぜひ実際にプレイしてみよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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