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実際のTwitterやYouTube上で展開するSNSミステリー『Project:;COLD』が新展開を予告。さらに挑戦的な新作や過去エピソードのマンガ化、グッズ化などの取り組みが進行中

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 『Project:;COLD』の公式Twitterアカウントは8月25日(木)、“次なるARG(代替現実ゲーム)”に向けて本格的に動き出していることを報告するツイートを投稿した。あわせて、同シリーズのグッズ化が進んでいることも明らかにしている。

 『Project:;COLD』はTwitterやYouTubeといった実際のサービス上でリアルタイムに進行するミステリー作品である。視聴者は事件の目撃者となり、作中のキャラクターとSNS上でコミュニケーションを取ったり、他のユーザーと協力して謎を解くことで作品のシナリオに介入することが可能だ。

 2020年11月からは女子高生6人組が13日周期に謎の死を遂げていく、というショッキングな物語が展開する『Project:;COLD 1』、2022年3月からは最新作『Project:;COLD 1.8』がそれぞれスタートし、いずれも記事執筆時点では完結済み。これまでには10万人以上のユーザーを集め、開発者向けカンファレンス「CEDEC 2022」のアワードではゲームデザイン部門の優秀賞にも選出されている。

 今回の告知ツイートでは「第一作目以上に挑戦的な内容」となる次回作の実現に向けて開発チームが動いていることを報告。そしてグッズ化以外にも新しいチャレンジの話し合いが進んでおり、その先にある“さらに大きな展開”に向かっても準備を始めていることを明らかにした形だ。

 なお、グッズ化については「融解班」(ユーザー)の希望をうかがうべく、制作に先立ちアンケートを行っている。こちらの結果をベースにグッズ制作が行われるとのことなので、興味を持たれた方はぜひアンケートに参加していただきたい。

 また、本作の総監督を務める藤澤仁氏は自身のTwitterアカウントにて『Project:;COLD』の過去エピソードをマンガで表現する取り組みを告知した。こちらに関しては「チャレンジしてみたいという漫画家さんがいらっしゃったら、公式アカウントまでご連絡いただけると嬉しいです!」といった形で協力者の募集を行っている。

 『Project:;COLD』の新展開の発表にはもうしばらく時間が必要となるとのこと。本プロジェクトには弊誌・電ファミニコゲーマーの運営元である株式会社マレも制作に協力しているため、今後も注目していただければ幸いだ。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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