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狂気に塗れた架空のソビエト連邦でクリーチャーやロボットと戦うFPS『Atomic Heart』4体の敵対ロボットを紹介する映像が公開。バックグラウンドや内部構造も爽やかに紹介

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 Focus Entertainmentは11月5日、アクションRPG『Atomic Heart』の敵対するロボットを紹介する映像を海外メディアIGNのYouTubeを通じて公開した。

 『AtomicHeart』は第二次世界大戦時にロボット工学やインターネットなどが発展しているソビエト連邦が舞台のアクションRPGだ。ゲームの舞台となる世界は極度に科学技術が発展し、現在の人類が求めている理想郷とそう遠くはない世界だ。

 しかし、突如凶悪なミュータントが街に出現し、市民の生活を支えるロボットは反旗を翻した。そこでプレイヤーはKGBの特別捜査官「P-3」となり、連絡が途絶えた施設「3826号」を調査することとなる。

 ゲームプレイは一人称視点のシューティングゲームを踏襲しているが、武器はDIYな趣の原始的な近接武器や無骨な銃火器、未来的な破壊兵器などと多彩な兵器が用意されている。また、主人公は特殊能力を使うグローブ「コンバットグローブ」を使用できる。

 今回公開された映像では4体のロボットが登場し、それぞれのバックグラウンドやディテールが企業によるプレゼンの様な爽やかさで紹介されている。

 紹介されたロボットは民間用ロボットの初期モデルのひとつであり、家畜の世話や放牧をするために直径40cmの丸鋸刃を装備している「MFU-68 Laborer」、組み立て工場での支援を目的に生産された多目的ロボット「RAF-9」、医療や薬品の調合も可能なスマートなAIと自己修復アルゴリズムを備えた最新の量産型機種「VOV-46 Lab Tech」、霊長類を模したフォルムで、重量のある建設資材の運搬や溶接が可能な「MA-9 Belyash」の4体だ。

 それぞれ静止した状態であるため、表面の金属の凹凸など、些細な質感も伺える。また、人体模型の様に部分的な外装を外した姿も確認でき、本作のロボットの造形を存分に堪能できるだろう。

 トレーラーの紹介シーンやすでに公開されているトレーラーではいずれのロボットも殺戮のために誕生したように思えるが、この度の映像で本来は人間の生活を支援すべく生産されていたことが改めて伺える。なぜロボットが暴走するに至ったのか、その詳細をぜひ本編で確かめよう。

  『Atomic Heart』は2023年2月21日に発売予定。Steamではスタンダードエディションが税込8800円、ゴールドエディションが税込1万3800円、プレミアムエディションが税込1万5800円となっている。

 対象プラットフォームはPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam)。Xbox Game Pass向けにも展開する。またSteamのストアページの表記によると、日本語に対応している。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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