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『デッドスペース』リメイク版が発売。驚異的なグラフィックと臨場感あふれるオーディオでサバイバルホラーの名作が再誕、国内PC版も海外版と同様の表現でプレイできる

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 エレクトロニック・アーツは日本時間の1月28日(土)、『デッドスペース』のリメイク版を発売した。

 本作は2008年に発売された同名タイトルのリメイク版に相当する。原作『デッドスペース』は敵となる「ネクロモーフ」への対抗策として敵の四肢や触手を破壊する「部位切断」システムを搭載し、正確な攻撃によって有利な状況を創り出していく戦略性を備えたTPSゲームとして人気を集めた。

 あわせて、主人公が身に纏うスーツ上でゲームプレイに必要な情報をプレイヤーに伝えるHUD表示を極力排した没入感あふれるデザインや、ゲームオーバー時の凄惨極まりない描写など不気味な雰囲気をかきたてる演出の数々でも高い評価を獲得している。のちにはナンバリングのついた続編『デッドスペース2』『デッドスペース3』といった関連作品も生み出されてきた。

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(画像はSteam『デッドスペース』リメイク版の販売ページより)

 リメイク版はMotive Studiosが制作を担い、原作と同様に巨大艦「USGイシムラ」の修理に向かったエンジニアの主人公「アイザック・クラーク」を中心に物語を描く。ごく普通のエンジニアとして仕事に取り組むアイザックだったが、乗り込んだ船の乗組員は虐殺され、最愛のパートナー・ニコルも行方不明になってしまう状況に陥り、たったひとり自分のエンジニアツールや技術を武器に生き残りをかけた戦いに挑む。

 リメイクにあたっては『バトルフィールド』『ニード・フォー・スピード』シリーズに用いられてきた「Frostbite」ゲームエンジンが採用され、驚異的なビジュアルと緊張感あふれる空気感を描き出すオーディオを実現。オリジナルのスリリングな雰囲気を忠実に再現しつつ、改善されたゲームプレイを楽しめると謳う。

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(画像はSteam『デッドスペース』リメイク版の販売ページより)

 エレクトロニック・アーツの日本営業部長を務める野口ショーン氏によれば、本作では国内向けのPC版も独自の規制は行われておらず、海外版と同様の表現でプレイできる。一方で日本国内向けのコンソール版はレーティング対応範囲外となっているが、海外向けのコンソール版にも日本語は実装されているとのこと。

 『デッドスペース』リメイク版は、日本国内向けにPC(Steam、Epic Games Store、EA app)にて販売中。海外向けにはPS5、Xbox Series X|S向けの展開も行われている。本作の詳細については、各ストアページなども参照されたい。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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