ライブドアニュースは2月1日(水)より、「ゲームさんぽ」シリーズの新コンテンツを全4回にわたって公開する。今回はセガの対戦型カードアクションゲーム『英傑大戦』を、幕末研究家の山村竜也氏、歴史番組の放送作家などを務める長谷川ヨシテル氏、早稲田大学文学学術院教授の渡邉義浩氏と解説していく内容となるようだ。
「ゲームさんぽ」は、ゲームという媒体で描かれたリアリティあるフィクションの世界を、現実に即して各分野の専門家が語る動画コンテンツ。これまでには「『デトロイト ビカム ヒューマン』の登場キャラクターが持つ心理を精神科医・名越康文氏に分析してもらう」、「『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の天候を気象予報士・石原良純氏と観察する」などの動画が投稿されてきた。
その道のプロから専門知識を学びつつ、ゲームの作り込みにも気づくことができるシリーズとして高い人気を誇る。2022年3月には白夜書房より書籍版も発売されている。
今回取り上げられる『英傑大戦』は、実物のカードを操作してプレイする対戦型アクションゲーム。アーケードゲームの歴史を創ってきた『三国志大戦』や『戦国大戦』といった歴代シリーズ作品に登場した武将はもちろん、「江戸・幕末」や「平安」の武将も登場する作品である。
番組では、幕末・戦国・三国志の各時代の専門家にカードを見ながら各時代の理想の編成を組んでもらい、時代ごとに対戦を行う。2月1日(水)に公開の第1回では幕末の専門家である山村竜也氏が中心となり、土方歳三、坂本龍馬、高杉晋作、沖田総司などさまざまな武将のエピソードが紹介される形だ。
2月3日(金)に公開の第2回では戦国の専門家である長谷川ヨシテル氏が、2月8日(水)に公開の第3回では三国志に関する書籍を多数出版している渡邉義浩氏が中心となってそれぞれの時代の武将を紹介しつつ、チームを組んでいくといった流れとなる。
そして2月10日(金)に公開される第4回では、これまでに編成した3つの時代のチーム同士でトーナメントを開催。さらにその後には3時代からそれぞれ英雄を1名選び、ドリームチームを結成して『英傑大戦』トッププレイヤーのチームと戦い勝敗を決するという。
『英傑大戦』を題材にした「ゲームさんぽ」は2月1日(水)に第1回が公開、その後は2月3日(金)、8日(水)、10日(金)のそれぞれ18時に各回が公開されていく。番組の内容については、以下のリリースも参照されたい。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
幕末・戦国・三国志の専門家が理想のチームについて語る動画公開
複数の時代の英雄が戦う対戦型カードアクションゲームを専門家一同と解説
使用タイトル:『英傑大戦』(えいけつたいせん提供元:株式会社セガ)
解説者:幕末研究家、時代考証家山村⻯也(やまむらたつや)
歴史ナビゲーター・歴史作家⻑谷川ヨシテル(はせがわよしてる)
早稲田大学理事・文学学術院教授渡邉義浩(わたなべよしひろ)
ライブドアニュース(運営:株式会社ライブドア)は、ゲームで描かれた世界を現実に即して各分野の専門家に語ってもらう動画コンテンツ「ゲームさんぽ」を YouTube 上で提供しています。今回、株式会社セガの対戦型カードアクションゲーム『英傑大戦』を、幕末研究家で大河ドラマなどの時代考証を行っている山村⻯也さん、元芸人で歴史ナビゲーター、歴史番組の放送作家などを務める⻑谷川ヨシテルさん、早稲田大学文学学術院の教授であり、史実の三国志に関する書籍も多数出版している渡邉義浩さんと解説する動画を全4回にわたり 2 月 1 日(水)、2 月 3 日(金)、2 月 8 日(水)、2 月 10 日(金)のそれぞれ 18 時に公開します。
第一回 URL: https://www.youtube.com/watch?v=VeIdlITyHhY
第二回、第三回、第四回はそれぞれ公開時間に下記ライブドアニュース YouTube チャンネルにて公開されます。
ライブドアニュース YouTube チャンネル
https://www.youtube.com/user/gotouchi10sec
■3つの時代の専門家がそれぞれの時代の理想のチームを語る
『英傑大戦』はゲームセンターなどのアミューズメント施設でプレイできる対戦型カードアクションゲームです。ゲームでは江戶・幕末・戦国・三国志・平安のそれぞれの時代のキャラクターのカードを集め、そのカードで編成を組み、筐体にカードをセットし対戦を行います。今回は幕末・戦国・三国志の各時代の専門家にカードを見ながらそれぞれの時代の理想の編成を組んでもらい、時代ごとに対戦を行いました。
■幕末パートでは新撰組などの英雄たちエピソードが紹介。黑船を中心とした英雄たちの交わりも
第一回の動画は幕末の専門家である山村さんを中心としたパートになっています。幕末のパートでは、土方歳三、坂本龍馬、高杉晋作、沖田総司など様々な武将のエピソードが紹介されます。
土方歳三は指揮官として活躍した反面、剣士として免許皆伝には至っていないこと、一方で剣に従事する時間が⻑ければ剣士としても大成したであろうエピソードなどが紹介されます。また、坂本龍馬については高杉晋作から護身用の銃を譲り受けたエピソードや土方歳三と同い年で同じタイミングに京都にいたなど英雄たちの交わりのエピソードなども紹介されます。ペリーが黑船で来航した際に、その現場に直面した面々も紹介され編成が決定しました。
■戦国では勝つことを意識した編成が。今公明と呼ばれた竹中半兵衛に対し三国志の専門家から突っ込みも
第二回の動画はれきしクンとも呼ばれ戦国の専門家である⻑谷川さんを中心としたパートになっています。
戦国のパートでは元芸人である⻑谷川さんの軽快なトークによって進行します。戦国時代はカード数も多く、剣術に特化した英雄や足利家、徳川家など多くの英雄がスピード感を持って紹介されます。軍師として評価が高く、三国時代になぞらえて今公明とも呼ばれた竹中半兵衛のエピソードも紹介されます。今公明について熱弁していた⻑谷川さんに対し、三国志の専門家の渡邉先生から「偽物ですからね」というツッコミが入るなどユーモアのある動画になっています。ライバル心を煽られた⻑谷川さんは他の時代に勝つということを優先して編成を決定しました。
■三国志は個々の英雄の強さや英雄たちの交わりを中心に紹介。近藤勇が関羽に憧れていたエピソードも紹介
第三回の動画は三国時代の専門家である渡邉さんを中心としたパートになっています。渡邉さんはゲームさんぽシリーズに多く登場していますが、これまでのシリーズでは歴史や戦いのエピソードが中心になっていました。今回は戦いのための編成を選ぶため、各武将の個々の強さや英雄同士の交わりについて中心に紹介されます。諸葛亮の実際の戦における強さや呂布の武力に関するエピソード、三国時代から見た日本刀の評価などが紹介されます。渡邉先生が呂布のイラストを見て、呂布は戟という種類の武器のイメージがあるが本来は弓の方の評価が高く、カードでも弓がメインのイラストになっていることなどを高く評価します。最終的な編成は強さを中心とした構成でチームが組まれます。幕末の専門家の山村さんからは近藤勇が関羽に憧れ、生き方を真似ていたエピソードなども紹介され、時代の交わりも紹介されます。
■三時代の理想の編成同士でトーナメントバトル。最後には三時代のドリームチームも結成
第四回の動画ではこれまでに編成した三つの時代のチーム同士でトーナメントを行います。英傑大戦ではカードをゲーム機上に自由に配置することでその配置がゲーム内でも反映されます。対戦を行う前にそれぞれのチームでどのような陣形で配置すると効果的かを各時代の専門家に伺います。トーナメントで勝敗が決まった後は三時代からそれぞれ英雄を 1 名出し、ドリームチームの編成も行います。最後はドリームチームと英傑大戦のトッププレイヤーのチームが戦い勝敗を決します。