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『バイオハザード RE:4』シリーズ史上最多となる約17万人のSteam同時接続者数を記録。2万件のレビュー中97%が好評であり、「オリジナルの魅力を維持したリメイク」で原作プレイヤーの高評価を獲得

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 株式会社カプコンが3月24日(金)に発売した『バイオハザード RE:4』は、Steamのプレイヤー数等の情報を独自に集計している外部データベースサイト「SteamDB」を参照すると約17万人の同時接続者数を記録している。

 この記録は『バイオハザード』シリーズのSteam最大同時接続プレイヤー数の記録を大幅に上回る数値となり、リリースから数日でシリーズ史に残る記録を打ち立てたこととなる。

 本作はPC(Steam)のほかPS4/PS5Xbox Series X|Sむけに発売されている。

『バイオハザード RE:4』シリーズ史上最多となる約17万人のSteam同時接続者数を記録_001
(画像はFranchise · Resident Evil · SteamDBより)

 『バイオハザード RE:4』は2005年に発売された『バイオハザード4』のリメイク作品だ。

  原作である『バイオハザード4』はシリーズで初めて「ビハインドビュー」形式を採用し、それに伴い銃撃をはじめとするアクション要素を大幅に拡張。結果としてその後のシリーズ作の方向性を決定づけた作品と言える。

 『バイオハザード RE:4』では原作の魅力を丁寧に踏襲しつつ、最新のグラフィックと『バイオハザード RE:2』を踏まえて再構築されたシナリオ、現代風にアレンジされたアクションが楽しめる作品となっている。

 アクションにおいてはウェイトの重さを維持しつつ格段に遊びやすいデザインに生まれ変わり、同時に新要素「ナイフパリィ」を組み込み調整することで「銃撃と近接」を巧みに使いこなすスリル満点の仕上がりだ。

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シナリオに関してはよりキャラクターの心情や関係性を深堀する構成となり、主人公であるレオンとアシュリーエイダ、謎の男「ルイス」、因縁浅からぬ「クラウザー」とのドラマは一層魅力的に堪能できることだろう。

 そして場面ごとにオリジナル版の演出意図を強調することで「怖い場面はより恐ろしく」進化している。

 Steamストアのレビューを参照するとオリジナル版をプレイしたうえで本作をプレイし、そのうえで高評価のコメントを残すユーザーがかなり多い。これらから「原作の魅力を維持しつつリメイクする」という一見シンプルなコンセプトを丁寧に実現している点が本作の人気の理由のひとつであることが伺える。

 オリジナル版では“空耳”として親しまれるミームや人気の強敵なども多く、原作と比較して楽しむユーザーも少なくない。このほかに、オリジナル版以上に難度が上がっていると語るコメントや、細かい仕様について難色を示すコメントなど散見されるが、約2万のコメントが寄せられていながらも97%のユーザーが高評価としている人気ぶりだ。

 なお、本作はオリジナル版をプレイせずともリソース管理、歯ごたえのある重厚な銃撃と近接アクション、没入感のある恐怖を携えたサバイバルホラーゲームとして充分に楽しめる作品となっている。

 また、4月7日(金)にはシリーズ作品でおなじみのエクストラゲーム「ザ・マーセナリーズ」が無料ダウンロードコンテンツとして配信されることも発表されている。

 本作は複数のプラットフォームで展開されており、ゲーム冒頭を楽しめる体験版が配信中だ。興味がある読者は驚異的な盛り上がりをみせる『バイオハザード RE:4』をぜひ実際に遊んでみよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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