神奈川県立川崎図書館にて、「ファミリーコンピュータ」の発売40周年を記念した企画展「家庭用ゲーム機の技術展」が開催中だ。
会場は神奈川県立川崎図書館のものづくりギャラリーとなっており、会期は前期が4月8日から7月12日まで、後期が7月14日から10月11日までとなる。
前期と後期には異なる展示が実施される。
「家庭用ゲーム機の技術展」は家庭用ゲーム機の開発事情や、使用されている技術に関する図書や雑誌などの資料を中心とした展示だ。会場には一部ゲームの実機も展示される。
公開されている展示資料リストを参照すると、家庭用ゲーム機を手がける企業を深堀する資料や、プログラミング、3DCGに関連した物理学や数学にフォーカスした書籍などが確認できる。
なかには「ファミリーコンピュータ」や「スーパーファミコン」などの開発に携わった上村雅之氏が寄稿した学会誌なども展示されるため、体系的な歴史を学びたい人や、貴重な資料に目を通したい方にも最適な展示となるだろう。
なお、前期には家庭用ゲーム機の誕生から1999年までを主題とする展示が実施され、後期は2000年から現在、その先をテーマに据えた展示となる。