サイバーコネクトツーは日本時間の4月17日(月)、「サイバーコネクトツーモントリオールスタジオ」を閉鎖すると発表した。同スタジオは2023年7月末をもって営業を停止する形となる。
https://twitter.com/CC2MTL/status/1647955564956188675?s=20
サイバーコネクトツーは日本の福岡に本社を置くゲーム会社だ。1996年に設立された有限会社サイバーコネクトを母体に、2001年に有限会社サイバーコネクトツーへと社名変更。そして2003年に株式化を行い、株式会社サイバーコネクトツーへと組織変更がなされた経緯を持つ。
代表作には『.hack』シリーズなどが挙げられ、『NARUTO-ナルト- ナルティメット』シリーズをはじめ『ジョジョの奇妙な冒険』や『ドラゴンボールZ』、『鬼滅の刃』などのマンガを原作としたゲームも数多く手がけてきた。また5月11日(木)には「リトルテイルブロンクス」シリーズの新作『戦場のフーガ2』の発売が控えている。
「サイバーコネクトツーモントリオールスタジオ」は、同社がカナダのケベック州・モントリオールに構える開発拠点のひとつ。2016年にスタジオが設立され、2017年から事業を開始して以来、ゲーム制作に使用されるツールや最先端技術の開発に携わってきたとされる。
今回「サイバーコネクトツーモントリオールスタジオ」の公式Twitterアカウントからは、スタッフやパートナーへの感謝の言葉とともに、サイバーコネクトツーは今後もモントリオールで得た経験を糧に成長を続けていくといった旨のコメントが公開された。こちらのツイートでは具体的な閉鎖理由などについては触れられていない。