東宝東和株式会社は4月25日、イルミネーションと任天堂が共同で制作する『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の累計での興行収入が8億7183万6610ドル(約1168億円)となり、ついに1000億円を突破したと発表した。
本作の日本での公開日は4月28日となる。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、『スーパーマリオ』シリーズのアニメ映画だ。『怪盗グルー』や『SING』などを手掛けるイルミネーションが任天堂と共同で制作し、任天堂の宮本茂氏とイルミネーションのクリス・メレダンドリ氏がともにプロデューサーを務める。
本作にはアクションプラットフォーマー形式の『スーパーマリオ』シリーズのみならず、『マリオカート』を想起させる要素のほか、ドンキーコングらも登場。さらに、物語は原作とは異なり、ピーチ姫ではなく捕らわれてしまったルイージを、マリオとキノピオ、そしてピーチ姫が協力して取り戻すさまを描くという。
4月10日には映画の興行成績を集積するウェブサイトBox Office Mojoの発表により、北米での推定オープニング興行収入(公開から5日間)が1億4600 万ドル(約193億6000万円)を記録したことが明かされ、『アナと雪の女王2』をしのぐアニメ映画史上最大の記録として大きな話題を呼んだ。
また、この度の発表によると、オープニング後も勢いは絶えず、本作の興行収入は3週連続で全米No.1を記録し、更なる記録の樹立に期待が高まる。
国内での公開も迫る『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。興味がある読者は4月28日の全国公開を楽しみに待とう。