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シン・テキストアドベンチャー『文字遊戯』の日本語プロローグ版が6月に配信、本編は2024年に配信決定。文字だけで作られた世界で、勇者である「我」(ワタシ)を操作して魔竜討伐を目指す

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 フライハイワークスは、情報番組「FLYHIGH EXPRESS 2023.04」にて、シン・テキストアドベンチャー『文字遊戯』の日本語版を2024年に配信すると発表した。

 あわせてプロローグ版『文字遊戯 第零章』を2023年6月に無料で配信する予定も明らかにしている。

 対象プラットフォームはPC(Steam)。

 『文字遊戯』は、インディーデベロッパーTeam9が開発・発売したパズルゲーム。今回、日本語版を手掛けるフライハイワークスによるとゲームジャンルは「シン・テキストアドベンチャー」だという。

 プレイヤーは文字だけで作られた世界で、勇者である「我」(ワタシ)の文字を操作して、行間から手がかりを見つけたり、単語を削除して文章の意味を変えて難題を解決しながら魔竜討伐を目指す。

 本作のユニークな作風は、2021年の「Taipei Game Show Indie Game Award」にてベスト・イノベーション賞を受賞するなど高く評価されている。

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(画像はSteamより)
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(画像はSteamより)
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(画像はSteamより)
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(画像はSteamより)

 原作は中国語で作られているため、文字だけで構成された世界を表現するうえで多言語への移植が困難な作品と考えられていた。

 しかし今回、発表があった情報番組「FLYHIGH EXPRESS 2023.04」では、フライハイワークスの代表である黄政凱氏がプロデューサーレターを公開。黄氏によると「オリジナルの中国語版を最後までプレイをして、“僕がやらなきゃいけない”という気持ちになり、フライハイワークス史上、一番難しいプロジェクトになるだろうと覚悟しながらも、勇気をもってチャレンジすることに決めました」と、ローカライズへの決意を語っている。

 さらに「現時点で本当に完走できるのか確信はまだ持てていない」としつつ、「完走するには皆さんの応援が絶対必要だと思っています。ぜひ応援してください=RT等で情報を広めて欲しい」としている。

 シン・テキストアドベンチャー『文字遊戯』の日本語版は2024年に配信予定。2023年6月には無料のプロローグ版『文字遊戯 第零章』も配信されるので、気になった人はウィッシュリストに登録してみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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