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「ZETA DIVISION」監修のゲーミングキーボード「ZENAIM KEYBOARD」動作不良の改善のため今後の販売を延期。すでに購入済みのユーザーには改善後の組み換え作業を実施予定

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 自動車部品メーカーの東海理化らが設立したゲーミングブランド「ZENAIM」は5月22日(月)、「ZENAIM KEYBOARD」の動作不良にともない、該当箇所の改善まで今後の販売を延期すると発表した。すでに購入済みのユーザーに向けては、改善後に組み替え作業を実施するとしている。

 「ZENAIM KEYBOARD」は、東海理化が人命に関わる自動車の部品へ使用している「磁気センシング」と呼ばれる技術を応用して開発された薄型ゲーミングキーボードだ。業界初となる無接点での磁気検知方式を特徴としており、リニアで滑らかな押し心地になっているという。

 またこちらの制作にあたってはプロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」が監修を務めていることも注目を集めていた。5月16日(火)に発売を迎えたが、今回の発表によれば特定のキーボードのスペースキーの押し方、使われ方に起因してスタビライザーに動作不良が発生しうることが調査の結果として明らかになったとのことである。

 動作不良の内容は、スタビライザーが紐づけられているキー(左shift、space、enter)に対し、連続かつ端を押すような動作を行った場合にspaceキーが外れてしまうといったものだ。原因はスタビライザー部品の作り込み、および検証と評価が不十分であったこととされている。

「ZENAIM KEYBOARD」動作不良の改善のため今後の販売を延期1

 ZENAIMは今回の件を重く受け止め、該当箇所が改善されたものができあがるまで今後の製品の販売を延期すると決定した。改善期間としては2023年の8月中を目安としているそうだ。

 なお、すでに「ZENAIM KEYBOARD」を購入している場合はあらためて案内が行われるまで手元で保管しておくよう伝えられている。スタビライザー部品とキーキャップが改善された際には組み換え作業を行うとのこと。組み換え作業の流れについては、詳細が決定しだい別途案内するとしている。

 本件の詳細については、ZENAIMの公式ニュースも参照されたい。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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