アメリカ・カリフォルニアに拠点を置くElodie Gamesは10月13日(金)、開発中の新作ゲーム『Seekers of Skyveil』のアルファテスト参加者募集を開始した。本作の公式サイトからアルファテストへの参加申し込みが可能となっており、テストは10月20日(金)に開始される見込みだ。
また今回の発表にあわせ、ゲームのプレイ風景を映した新規映像も公開された。
『Seekers of Skyveil』のなかでプレイヤーは風の戦士「ZURAYA」や二丁拳銃を操る「JOON」など、“SEEKER”と呼ばれる個性的なキャラクターを操作してファンタジー世界を冒険する。
各プレイヤーはマップ内に徘徊するモンスターを倒して戦利品を手に入れたり、他プレイヤーと戦って物資を奪い合ったりしながら、獲得したアイテムを持ち帰ることを目指す。『Escape from Tarkov』などで知られる「PvPvE」ジャンルの作品であり、画面構成やゲームプレイの様子からは、先の7月に正式版のリリースを開始した『エターナルリターン』を想起させる部分もある。
本作の特徴として、クォータービューの俯瞰式カメラを用いた画面描写が挙げられる。今回公開された映像を見る限り、本作はマップ上の随所に草むらが配置されていたり、キャラクターがモンスターを狩ってレベルを上昇させスキルを習得するなど、『League of Lengends』(以下、『LoL』と表記)をはじめとしたMOBAジャンルの影響を特に色濃く受けたタイトルであることが窺えた。
本作の公式サイトに掲載されたFAQにも、本作を説明するために『LoL』や『Diablo』、『Escape from Tarkov』の名前が並べられている。
今回公開された映像や公式サイトで配布されたゲームのスクリーンショットを見る限り、本作は3人一組のチームを作ってフィールドへと出向くことになるようだが、ソロやデュオでもゲームに参加できるのかどうかは記事執筆時点では不明だ。
ちなみに、海外のビジネス向けSNS「LinkedIn」に掲載された情報によれば、本作を制作しているElodie Gamesには8年以上にわたって、『LoL』や『ヴァロラント』で知られるライアットゲームズでデザイナーを務めたChristina Norman氏が所属している。くわえて、海外ゲームメディア「PC Gamer」の報道によれば、本作の開発チームには『Diablo』シリーズを展開するブリザード・エンターテインメントや、『マスエフェクト』シリーズのBioWareなどいずれも大手のゲーム会社に勤めていたベテランが参加しているとのこと。
本作に興味のある方は公式サイトへアクセスし、アルファテストの参加申し込みをおこなって、続報を待ってみてはいかがだろうか。本作のアルファテストは10月20日(金)より開始される見込みだ。