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映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』の北米興行収入が早くも7800万ドル(110億円以上)を突破。全世界での興行収入は1億3000万ドル(約200億円)を超える好調なスタート

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 映画の興行成績を集積、分析するウェブサイト「Box Office Mojo」は、10月27日より海外で上映を開始した映画版『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』の北米での興行収入が7800万ドル(116億円以上)を突破したと発表した。

 また、全世界での興行収入は1億3000万ドル(約200億円)を突破し、好調なスタートを切ったかたちとなっている。

 上記の記録は映画公開から初週の記録となっており、国内での上映は2024年2月9日より実施される予定だ。

 『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』シリーズは2014年に発売した同名作品を減点とするホラーゲームシリーズだ。シリーズ作では基本的に夜間警備員としてライト・監視カメラ・扉を駆使し、動物のかたちをした一見可愛らしい機械人形「アニマトロニクス」の襲撃から生き延びる作品となっている。

 これまでの映像や情報などから“とある問題“を抱えた主人公が「Freddy Fazbear’s Pizza」の警備員として働き始め、そこでアニマトロニクスの恐怖に気づき物語が展開していくこと。また、複数人の子供たちが行方不明になったことで「Freddy Fazbear’s Pizza」は閉店し、警察による捜索を経ても子供たちが見つからなかったという設定が伺える。

 また、「フォクシー」「ボニー」「チカ」「フレディー」といった各種アニマトロ二クスも登場するほか、主人公と共に「Freddy Fazbear’s Pizza」を訪れる少女・アビーなどの存在も明かされている。

 このたびの発表にあわせて、本作を手掛けるブラムハウス・プロダクションズ(Blumhouse Productions)の創設者であるJason Blum氏は、映画『Five Nights at Freddy’s』がブラムハウス・プロダクションズ史上最大のオープニング興行収入を記録したことを同氏のX(旧Twitter)にて明かしている。

 ブラムハウス・プロダクションズはこれまでに低予算ながら大きな話題を呼んだ『パラノーマル・アクティビティ』やジョーダン・ピール監督が手掛けた『ゲット・アウト』、組織的に黒人への暴行と殺人を行った「ク―クラックスクラン」への潜入捜査を描く『ブラック・クランズマン』、AI人形が引き起こす惨劇を描く『M3GAN ミーガン』といった作品を手掛けており、『Five Nights at Freddy’s』は上記の作品を凌ぐ人気を獲得していると言えよう。

 “実写映画化”という言葉はどことなく不安を感じさせるケースが少なくはないが、オープニングの興行収入とブラムハウス・プロダクションズの過去作を参照すると、映画版に期待する価値は大いにありそうだ。

 国内での上映は少し先になるが、引き続き本作の動向をチェックしよう。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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