ニトロプラス所属のCGチーム「ニトロアーツ」は10月31日(火)、公式X(旧称Twitter)アカウントにて新作ゲーム『Dolls Nest(ドールズネスト)』を開発中だと発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
また今回の発表にあわせて、ゲームの雰囲気を伝える新規映像も公開された。
ニトロプラスは日本のゲーム会社である。虚淵玄氏がシナリオを務めた『沙耶の唄』や、『CHAOS;HEAD』『STEINS;GATE』などの“科学アドベンチャーシリーズ”で知られるほか、ブラウザゲーム『刀剣乱舞』をDMM.comと共同製作したことでも有名。
先の9月には『沙耶の唄』のメインキャラクターである「沙耶」の言動を大規模言語モデルによって表現しコミュニケーションが楽しめる『沙耶の唄 AIアプリ』を発表し、大きな話題を呼んだ。
今回発表された映像では、脚や背中、顔面上部などに機械をまとった女性的なシルエットのキャラクターが、荒廃し瓦礫の山と化したビル街に降り立つ様子が描かれている。
とはいえタイトルに「Doll(人形)」と表記されており、キャラクターが人間なのかそうでないのかも一見した限りでは判別不能だ。世界観の詳細やゲームのシステムも含め、今後の情報公開が待たれるところだ。
なお、2019年にはニトロプラス代表の小坂崇氣(でじたろう)氏が自身のX(Twitter)アカウント上で“Dolls Nest”の展開について言及しており、今回発表された同名タイトルとの関係も注目ポイントだろう。
コミケ97のニトロプラスブースへお越し頂いた皆さま、ありがとうございました。良いお年をお迎えください。
— でじたろう@ニトロプラス (@digitarou) December 31, 2019
来年は刀剣乱舞、凍京NECRO SM、オブソリートなど展開中コンテンツの他に、アルスノトリア、そしてニトロプラスの杜表4にてタイトル公開したDolls Nestが新展開予定。よろしくお願い致します! https://t.co/p5QipQfaRz
ちなみに、ニトロプラス所属のCGチームはこれまで「ニトロプラスアーツ」の名称を使用していたが、今回の発表とほぼ同じタイミングでニトロアーツへと変更された。発表によると、今後は2D・3Dの垣根なく、CG製作全般を手がけていくという。
新作PCゲーム『Dolls Nest』や新たな名称となったニトロアーツに興味のある方は、公式サイトや公式X(Twitter)アカウントを確認し続報を待ってみてはいかがだろうか。