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古のオンラインゲームのような世界を体験できるVRChatワールド「NeoWorlds」が懐かしすぎてチャットも止まらなくなりそう。「3Dアバターをドット絵調の2Dに自動変換」する“謎技術”もユーザー間で話題に

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ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」のユーザーコミュニティ内にて5月2日(木)、どこか懐かしいオンラインゲームのような2D世界を体験できるワールド「NeoWorlds」が話題となっている。

VRChatは主にSteamMeta Storeから無料でダウンロードでき、Meta Quest 2/Meta Quest 3やPICO 4などのVRヘッドセットでプレイ可能。また、VR機材がなくてもPC単体で体験できる「デスクトップモード」も存在する。

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(画像はVRChat「NeoWorlds」より)

「NeoWorlds」は、海外ユーザーのWidget365氏が制作途中の段階で試験的に公開しているバーチャルワールド。本ワールドでは、古いPCを通して架空のMMOゲーム「NeoWorlds Online」の世界へダイブすることになる。

「ゲーム内でゲームを遊ぶ」メタフィクションの体験自体はそれほど珍しいことではないが、特筆すべきはVRChat内で利用している自分のアバターが自動でドット絵調のプレイヤーキャラクターに変換される点だ。

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筆者が愛用しているパンダのアバターも縮尺をそのままにドット絵化された
(画像はVRChat「NeoWorlds」より)
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(画像はVRChat「NeoWorlds」より)

外見は「NeoWorlds Online」の内部に入った後も変更可能で、アバターを変更するごとに3Dで体験していた数々のアバターを、可愛らしい2Dキャラクターとしても鑑賞して楽しめる。もちろん、VRChatにおける基本機能のひとつ「エモート」も使用可能で、手を振ったりダンスを踊ったりもできる。

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(画像はVRChat「NeoWorlds」より)

また、本ワールドのある場所では「VRChat」独自の文化として、自身のアバターの姿を確認できるミラーが設置されていたり、3Dのワールドとして実在するワールドがいくつか2Dで再現されていたりする。

上記のほかにもアバターに設定された“揺れ物”のアニメーションが2Dでも再現されていたり、雪山をくだるレースのミニゲームを用意していたりと、ところどころに芸の細かさが垣間見える。

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(画像はVRChat「NeoWorlds」より)
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VRChat内に実在する「The Black Cat」の再現ワールド
(画像はVRChat「NeoWorlds」より)

どこか懐かしいオンラインゲームのような2D世界を体験できるワールド「NeoWorlds」はVRChat内で公開中だ。ワールドの性質上、VRモードよりもデスクトップモードで遊んだほうが実際に「オンラインゲームを遊んでいる」気分を強く味わえるため、興味があればチェックしておくとよいだろう。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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