個人ゲーム開発者のRenka氏は5月3日(金・祝)、不思議な森からはじまる世界をさまようカードRPG『水星汐』をPC(Steam)向けに発売した。
通常価格は税込720円だが、5月17日(金)までの期間中は10%オフの648円で購入できる。
『水星汐』は、仲間となるキャラクターカードを物資や道具、行き先などのカードに重ねて収集と調査を進めていくストーリー主導の作品。オランダのスタジオ・Sokpop Collectiveが2022年4月にリリースし、2万件以上の好評レビューが付くほどの話題となった作品『Stacklands』の基本システムを踏襲したものとなっている。
作中では仲間として登場するキャラクターに個々のスキルやパラメーターが設定されており、調査だけでなく戦闘も発生する。戦闘への勝利や探索中に見つけたアイテムでツールや料理を作成できれば、成長したキャラクターでさらに先の世界を見に行けるようだ。
本作を手がけるRenka氏は、船員と積み荷・行き先を選ぶだけの戦略経営シミュレーションゲーム『サンセット・ルート』や、3つの選択肢から行動を選びつつ混沌渦巻く街で1ヶ月を過ごすゲーム『フラッシュバック』など、独自のアートとシンプルなゲームデザインを用いるゲームクリエイターである。
また、前作『白夜夢』を含むこれまでの3作品はすべて通常120円の低価格で販売されている点も特徴となっていた。今作『水星汐』については製作コストの増加に応じて値上げされたが、それでも1000円以下の手ごろな価格で販売されている。
『水星汐』の発売にあたって、これまでの3作品を含めたお得なバンドルセットも5月17日(金)までの期間は687円で購入できるため、興味があればチェックしておくとよいだろう。