インディーゲーム開発スタジオのBone Nailは日本時間5月16日(木)、クトゥルフ神話の要素を取り入れた料理アドベンチャーゲーム『Cookthulhu』を発表した。
本作は2024第4四半期のリリースを目指してPC(Steam)向けに開発中。ただし、執筆時点で日本語への対応予定は告知されていない。
『Cookthulhu』は、南極で遭難してしまった主人公が名状しがたい深海の怪物と契約を結び、探索で集めた食材から作った料理を捧げていく作品である。作中では、どこからともなく現れたシェフや科学者のような者とともに南極大陸や神話の世界を巡り、ときにはモンスターと戦いながら食材を集めていく。
また、主人公たちの旅には深海の怪物も自ら同行する。ストアページの情報によると、深海の怪物は主人公が与えた食事の内容にあわせて水生生物や虫、神話上の生物などあらゆる姿に変身するという。
上記のほか、プレイヤーの冒険をサポートする装備品のような要素「オラクル」やクイックタイムイベント形式で展開される戦闘も主な特徴のひとつとなっている。
多彩な要素が含まれているものの、本作において最も重要な点は「深淵で主人公が料理しようと思考しているとき、深淵もまた主人公をどう料理するか」考えている点であり、正気を失えば旅の同行者ですらも油断はできない。
本作を手がけるBone Nailは、過去にもホテル経営シミュレーションとクトゥルフ神話の要素を取り合わせた作品『Yog-Sothoth’s Yard』で5400件近いレビューを獲得し、うち94%のユーザーから好評を得ている。
地域ごとのウィッシュリストの登録数もローカライズを決める際の指標のひとつとなっているため、興味があればリストに加えて続報をチェックしておくとよいだろう。