開発元のDON YASA CREWは6月9日(日)に行われた「Future Games Show」にて、バイオSF×日本神話の見下ろし型ハードコア高速アクションゲーム『SONOKUNI』の最新映像を公開した。また、Steamストアページによるとリリースは2024年内を予定していて、現在は体験版が配信されている。
開発元のDON YASA CREWはJ-HIPHOPグループとしても活躍している。また、「リズムゲーム」と「カードゲーム」を融合させた世界初のローグライクデッキビルダーゲーム『リズデビ! : Rhythm of Deck Builder』の制作も発表している。
『SONOKUNI』は、バイオテクノロジーが発達した日本神話の世界で、滅びく国を守るために主人公の「タケル」が暗殺者となって単身で大国にカチこむアクション作品。主人公は作中で、暴力で国や文化を守ることができるのかなど、新たな解決策を導くために葛藤するのだという。メッセージ性の強いストーリーがどのように展開されるのか気になるところだ。
本作は、攻撃、ガード、スローの3つの直感的なアクションと、“神の力”で瞬時に復活ができることが特徴である。プレイヤーはシンプルな操作で何度倒されてもすぐに再挑戦し、クリアまでの華麗なルートを導き出すことが可能だ。
なお、ステージには7つのタイプの敵と部屋の構造が存在していて、同じステージでも異なる戦略を楽しめるようになっている。スピードラン機能も実装していて、より短いクリアタイムを競い、頂点を目指すこともできるとのこと。ほかにも、ストーリークリアを目指すためにスロー能力を強化するEASY機能も用意されているようだ。
ドープな音楽と毒々しいピクセルアートの開発を手掛けたのは、J-HIPHOPグループとしても活躍するチーム「DON YASA CREW」。本作のBGMは全曲オリジナルの日本語ラップ曲となっている。本作のハードコア高速アクションにこのBGMが加わり、よりブチ上がることができそうだ。
『SONOKUNI』は、日本時間の6月11日(火)よりSteamにて開催される「Steam Next Fest」にも参加予定だ。