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ホラー小説のガイドブック『このホラーがすごい! 2024年版』発売5日で重版決定。モキュメンタリーホラーの旗手・雨穴×梨×背筋の1万字鼎談や専門家らによる厳選ランキングを収録、発行数は累計3万部を突破

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宝島社は、6月13日(木)に発売したホラー小説ガイドブック「このホラーがすごい! 2024年版」について、発売後5日での重版決定を伝えた。発表によると、発行数は累計3万部を超えるという。

「このホラーがすごい!」は、ミステリー作品ガイドブック「このミステリーがすごい!(このミス)」の編集部が制作する初のホラー小説ガイドブックである。本書では「このミス」と同様に、ホラー小説の専門家らが2023年に発表されたホラー小説の“ベスト20”を国内編・海外編に分けて発表している。

また、本誌ではモキュメンタリーホラーを主軸に昨今のホラーブームをけん引する雨穴氏、梨氏、背筋氏らの鼎談も1万字におよぶ規模で収録。ほかにも綾辻行人氏、三津田信三氏ら13名の作家による特別ホラーエッセイや、ホラー史を知る際に欠かせない必読ホラー作品のセレクションなど、本誌ならではの特別な企画も掲載しているという。

ホラー小説ガイドブック「このホラーがすごい! 2024年版」は税込900円(参考価格)で販売中。全国の書店や宝島社の公式ECサイト「宝島チャンネル」Amazonなどの店舗から購入できるので、興味があればチェックしておくとよいだろう。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


『このミステリーがすごい!』編集部による
2023年度ホラー小説ベスト20を発表
『このホラーがすごい!』 6/13発売
雨穴×梨×背筋1万字鼎談も!

発売から5日で重版決定!
累計3万部突破

株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関川誠)は、『このホラーがすごい! 2024年版』を2024年6月13日(木)に発売しました。

弊社は、1988年からミステリー小説のガイドブック『このミステリーがすごい!』(以下、このミス)を発売しています。毎年、作家や書評家、ライターなどの有識者へアンケートを行い、「今年面白かったミステリー小説」を調査。その結果をランキング形式で発表しています。さらに、ランクインした作家へのインタビューや、ここでしか読めない対談など、特別なコンテンツを多数収録。読者が本当に面白いと思う作品に出会えるガイドブックとして支持されています。

このたび発売した『このホラーがすごい! 2024年版』は、『このミス』編集部が制作した初のホラー小説ガイドブックで、『このミス』と同じく、専門家らが選ぶ、2023年に発表されたホラー小説ベスト20を国内編/海外編に分けて発表しました。2023年にXで話題となったモキュメンタリー作品『近畿地方のある場所について』をはじめ、第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞史上初の三冠受賞作『をんごく』、近年人気を集めるいわゆる「因習村」を扱った『極楽に至る忌門』、オンデマンドで刊行された幻想怪奇小説『甲府物語飯野文彦異色幻想短編集』など、幅広い作品がランクインしています。

さらに、昨今のホラーブームをけん引する雨穴氏×梨氏×背筋氏による1万字の鼎談や、綾辻行人氏、三津田信三氏ら作家13名による特別エッセイ、ホラー史を知るうえで欠かせない必読ホラー20選などを収録。
ホラー好きはもちろん、本好きやミステリー好きにとっても、魅力的な作品に出会えるガイドブックです。

『このホラーがすごい! 2024年版』発売5日で重版決定。「このミス」編集部が手がけるホラー小説ガイドブック_001
『このホラーがすごい! 2024年版』
価格:900円(税込)/発売日:2024年6月13日(木)

【コンテンツ】
・巻頭鼎談 雨穴×梨×背筋 モキュメンタリーホラーの旗手がここに集結
・2023年のホラー小説ベスト20発表 国内/海外ランキング
・国内編 第1位作家特別インタビュー
・綾辻行人、三津田信三ら作家13名による特別ホラーエッセイ
・スティーヴン・キング作家生活50周年記念鼎談 阿津川辰海×斜線堂有紀×白石朗
・ホラー史を知るうえで欠かせない! 必読ホラー20選[国内編/海外編]
・ベスト6 [国内編/海外編](ランキングアンケートの内訳)

間取り図を文章の間に落とし込み、作品として成立させた「変な家」。情報を少しずつ更新し、リアルタイムで増幅する恐怖を演出した「近畿地方のある場所について」。
バラエティー番組の体をとったフェイクドキュメンタリー「テレビ放送開始69年! このテープもってないですか?」(BSテレ東)。大量の怪文書のつながりを来場者に考察させる展覧会「その怪文書を読みましたか」など、近年のホラーブームでは、メディアの垣根を超え、既存のフォーマットではできなかった試みが次々と成功しています。これほどの盛り上がりを見せているのは、それらが「怖い」だけでなく、今までにない新しい「面白さ」を見せてくれるからではないでしょうか。
本書はそのようなブームの立役者である雨穴さん、梨さん、背筋さんの鼎談をはじめ、現代のホラーコンテンツについて余さず紹介する書籍となっています。

書籍局 第2編集部 梅田みなみ


ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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