SIEは8月24日にリリースした『CONCORD(コンコード)』について、9月6日(金)よりゲームを一時的にオフラインにし、オプション等を検討することにすることになった。
これにより、各種プラットフォームでは払い戻しも実施される。
『CONCORD』は、独自のアビリティやロールを持つキャラクターからひとりを選び、5対5の異能力バトルを楽しめるヒーローシューターだ。
本作の特徴として、有料バトルパスのような課金要素に縛られることなく、すべての基本コンテンツを楽しめる点を特徴としており、当初の予定では10月に配信予定のシーズン 1「The Tempest(仮称)」にて新たなプレイアブルキャラクターやマップ、装飾アイテムや報酬など追加される予定であった。
しかし、開発期間8年かけて作られたという本作はSteamの非公式データーベース「SteamDB」によると、リリース日における最大同時接続者数が700人を下回るなど盛り上がりに欠ける結果を見せ、レビューにおいては771レビューのうち68%の527人が好評を示す「賛否両論」というなんともいえない評価を得た。
これらの実情からリリースから10日経った今日、全プラットフォームにおいて、プレイヤーにより良いアプローチが出来るように再検討すべく9月6日よりゲームのオフライン化が決定。再開日については不明のままだ。
さらに本作を購入した全ユーザーに向けた全額返金も発表し、PlayStation StoreおよびPlayStation Directから購入したユーザーは購入時の支払い方法にて返金処理。SteamとEpic Games Storeの各種PCプラットフォームではユーザーに確認の上今後数日以内に払い戻しが実施されるという。
なお、パッケージ版を購入したユーザーは購入した販売店にて返金手続きを行う必要があるといい、当然ながらこれらの払い戻し後にゲームへアクセスすることは不可能になる。
『CONCORD』については今後も最新情報を発信していくという。返金については発表文(英語記事)にての詳細が記載されているので興味があれば要チェックだ。