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世界の終わりに食堂を経営するアドベンチャーゲーム『While We Wait Here』発売。人生最後の瞬間を過ごすお客の中には現実を無視し、災害を受け入れる者も。プレイヤーの選択により結末も変化する

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大災害が巻き起こる直前にダイナーを経営しお客と対話するアドベンチャーゲーム『While We Wait Here』のPC(Steam)版が発売された。来店するお客は、人生最後の食事を各々の感性で受け入れる。

国内向けに対応するプラットフォームは、PC(Steam、itch.io、Epic Games)やXbox One、Xbox Series X/Sとなっており、日本語にも対応済みだ。海外向けには、PS4とPS5、Nintendo Switchにも対応している。

本作の舞台は、とある山岳地帯のふもとにある小さな食堂(ダイナー)だ。プレイヤーは注文を受け、調理と配膳、お会計といった作業を行う接客シミュレーションゲーム部分を経て、お客と対話できる。

ニュースで絶望的なハリケーンが訪れることを知るお客は、時にニュースを無視したり、信じずに食事をとったり、自身への罰だとして受け入れる者など、さまざまな人物がいる。プレイヤーは皆の話を聞いて、説得して避難させるのか、皆で食堂に残り終わりを待つのか選択することができる。なお、本作はプレイヤーの選択によって結末の異なるマルチエンディング式を採用されている。

また、本作は物語を楽しめるアドベンチャーゲームでありながら、調理シーンにもこだわりを感じられる作りとなっている。

最初はレシピを見ながら調理する危惧や食材を確認し、手順に従ってハンバーガーやポテト、パンケーキ、目玉焼きなどを調理し、皿洗いをしながらお客の話に耳を傾けることができる。

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(画像は『While We Wait Here』のSteamストアページより)

世界の終わりを迎える直前、お客は何を想うのか。プレイヤーはダイナーを経営しながら、どのような結末を迎えるのか。気になった方はぜひご利用のプラットフォームで確かめてみてほしい。

なお、Steamではリリースを記念して10月31日まで10%オフの522円で購入できるセールも開催中で、デモ版も配信されている。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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