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『宇宙戦争』のトライポッドが「19世紀末の帝政ロシア」に出現、首都を襲撃する『The War of the Worlds: Siberia』が開発中。最新映像が公開

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1C Game Studiosは、『宇宙戦争』を題材にしたアクション・アドベンチャーゲーム『The War of the Worlds: Siberia』の最新映像を公開した。

発売時期、対象プラットフォームは未定。

『The War of the Worlds: Siberia』は、H・G・ウェルズの小説『宇宙戦争』を題材にしたストーリー主導型のアクション・アドベンチャーゲーム。

舞台は19世紀末の帝政ロシア。1896年の夏、ロンドンは火星人の侵略によって壊滅した。秋になり、火星人が操る三本足の破壊兵器「トライポット」の惨禍はロシアのペトログラードまでおよんだ。

プレイヤーはその災害に巻き込まれた学生となり、火星人に襲撃された首都から脱出を目指す。壊滅的な状況のなかで、どうやらウラル山脈をはるかに超えたシベリアの果て、技術と文化から遠く離れた場所で、救いの希望があるようだ。

『宇宙戦争』のトライポッドが「帝政ロシア」を襲撃する『The War of the Worlds: Siberia』開発中_001
(画像はYouTubeより)
『宇宙戦争』のトライポッドが「帝政ロシア」を襲撃する『The War of the Worlds: Siberia』開発中_002
(画像はYouTubeより)
『宇宙戦争』のトライポッドが「帝政ロシア」を襲撃する『The War of the Worlds: Siberia』開発中_003
(画像はYouTubeより)
『宇宙戦争』のトライポッドが「帝政ロシア」を襲撃する『The War of the Worlds: Siberia』開発中_004
(画像はYouTubeより)
『宇宙戦争』のトライポッドが「帝政ロシア」を襲撃する『The War of the Worlds: Siberia』開発中_005
(画像はYouTubeより)

ゲームはH・G・ウェルズの小説『宇宙戦争』から着想を得つつも、19世紀末の帝政ロシアを舞台にしているユニークな作品となっている。

なおあくまでフィクションであり、当時の首都のサンクトペテルブルクではなく、1914年ごろの名称「ペトログラード」を使っており、同じ理由で、王朝はロマノフ家ではなく、「ロメエフ家」を使用しているとのこと。

『宇宙戦争』を題材にしたアクション・アドベンチャーゲーム『The War of the Worlds: Siberia』の発売時期、プラットフォームは未定なので今後の続報に期待したい。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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