Giant Squidは8月20日、『Sword of the Sea』のPC(Steam)版がリリースされ、好評な滑り出しを見せている。対象プラットフォームはPC(Steam)ほか、PS5およEpic Games Storeだ。
『Sword of the Sea』は、『ABZÛ』や『The Pathless』で知られるGiant Squidによる新作ゲームだ。同スタジオを率いるMatt Nava氏はかつて『Flowery』や『風ノ旅ビト』にてアートディレクターを務めた人物である。
本作は「レイス」を操作して、荒廃した死都で地中に埋もれた古代の海の謎を解き明かす旅にでるアドベンチャーゲームだ。
移動はサーフボードのように乗って移動できる剣「ホバーソード」を使いこなして各地を滑走。ホバーソードはスノーボード、スケートボード、サーフボードを一体化したような動きが特徴で、様々なトリックを決めることもできる。
作中では道中にはさまざまな海洋生物たちとの出会いや、風光明媚なロケーションが待っているという。



そんな本作はリリース後大きな話題を呼んでおり、Steamでは記事執筆時点で163件のレビューのうち83%のユーザーが好評を示す「非常に好評」のステータスを獲得。レビューでは幻想的な世界観や音楽などが高く評価され、多くのユーザーの心をつかんだ。
実際、昨日弊誌で紹介した本作のPS5版のメタスコアは「89点」をマーク。詳細については以下の記事をあわせて読んで欲しい。
一方で、Steam版では一部低評価レビューも挙げられており、ゲームは素晴らしいと前置きしたうえで、現段階ではパフォーマンス面に問題があると指摘したユーザーが数名いた。最適化問題においては、Giant Squidの今後の課題になってきそうだ。




『Sword of the Sea』はPC(Steam、Epic Games Store)、PS5で税込3400円で販売中である。