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伝説のトラウマ美少女ゲーム『狂った果実』が2025年に復刻決定。原作は1992年に発売された成人向けアドベンチャーゲーム、実は「biimシステム」の元ネタでもある

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レトロPC・ゲーム専門店のBEEPは、伝説の美少女アドベンチャーゲーム『狂った果実』『メタルオレンジEX』を2025年に復刻版を発売することを発表した。両タイトルは、「美少女ゲーム復刻プロジェクト」の一環として告知された。

『狂った果実』とは、1992年に美少女ゲームブランドのフェアリーテール(現F&C)より発売されたアドベンチャーゲームだ。私立帝都美術大学に通う狩野哲は、恩師である月島教授のゼミパーティに出席する。その時、彼の周りで奇妙な事件が立て続けに発生する。

※『狂った果実』と『メタルオレンジEX』は成人向けのタイトルですが、掲載にあたっては編集部の基準に基づいて配慮しております。

主人公の狩野哲は、月島教授の三女である美夏になつかれ、家庭教師を依頼される。教授の次女である秋美はその状況が面白くなく、哲を強引に自室に連れ込んで色目を使う。

しかし、その際に体勢を崩した秋美は階下へ落下。そこはゼミパーティ会場であり、秋美の変わり果てた姿が横たわっていた。哲は殺人事件の容疑者として逮捕されるも、証拠不十分で釈放される。

なお、『狂った果実』はRTA(リアルタイムアタック)の解説動画では定着したレイアウトデザイン「biimシステム」の参考になったタイトルとして、当サイトのインタビューにて語られている。

インタビューにて、「biimシステム」を手がけたbiim兄貴氏は「ゲームのUIはよくチェックされるんですか?」という質問に対し、「めんどうかめんどくないか」と語っている。

『狂った果実』と『メタルオレンジEX』の復刻版は2025年に発売される予定だ。X68000 Z SDカードとX68000 5インチFDなどの形式で販売される。詳細が気になった方は、ぜひ公式サイトを参照してみてほしい。

©BEEP ©1992,2024 FAIRYTALE/SLP
©FANDC.CO.JP
(C)CUSTOM

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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