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『ゼンレスゾーンゼロ』を“色彩設計”のプロの目線で分析するゲームさんぽの映像が公開。『ダンダダン』『パプリカ』など多数のタイトルに関わる大ベテランの橋本賢さんが『ゼンゼロ』の目の配色に注目。髪の毛一本の色すら指定する“色彩の世界”の奥深さが垣間見える

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1月9日(木)、さまざまな分野に精通する専門家の目線でゲームを分析する「ゲームさんぽ/よそ見」の新たな映像がYouTubeとニコニコ動画に向けて公開された。HoYoverseの手がけるアクションRPG『ゼンレスゾーンゼロ』を“色彩設計”のプロの目線で分析する。

今回、搭乗する専門家はWIT STUDIO所属のアニメの色彩設計のプロである橋本 賢さん。橋本さんは、これまで『ダンダダン』、『SPY×FAMILY』、『パプリカ』、『進撃の巨人』、『平家物語』など多数のタイトルに携わっている色彩設計の大ベテランだ。

橋本さんは、普段は各キャラクターの基本となる配色をきめる作業を行い、背景の変化や色にあわせてキャラクターの色をアレンジする仕事も行っている。英語で言うとカラーデザインに相当する。

『ゼンレスゾーンゼロ』は知らないという橋本さんだが、本作のキャラクターの色彩は全体的にフラットにまとめられており、彩度が落ち着いているとして、特に目の配色に注目した。

橋本さんは『ゼンレスゾーンゼロ』に登場するキャラの眼球の上部に別の色を差し込むことによって情報量が増え、見栄えを良くする手法を語り、キャラごとに異なる目の表現をしている点に注目し、PVを視聴した際にも実際に当たっている光源とは異なる「リムライト表現」について解説した。

「ゲームさんぽ/よそ見」の新たな映像は公式YouTubeチャンネルやニコニコ動画にて視聴可能だ。徹底的にキャラ造形や動き、UIなどにこだわりぬかれた『ゼンレスゾーンゼロ』を、色彩のプロの目線で見るとどのような視点となるのか。気になった方はぜひ視聴してみて欲しい。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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