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ひとりで10年以上かけて制作された終末世界RPG『Rust of Steel』ついに発売へ。救世主となるか悪党の道を選ぶかはプレイヤー次第のフリーシナリオ式。荒廃したアメリカ南部「ディキシー・ウェイストランド」には略奪者と暴走機械が蔓延る

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10年以上もの歳月をかけて制作された廃墟探索RPG『Rust of Steel』が、1月21日20時にPC(Steam)とBOOTHに向けて発売される。作者のJack氏が自身のSNSにて告知した。

本作は、荒廃したアメリカ南部「ディキシー・ウェイストランド」を舞台にしたRPGだ。プレイヤーは旧軍研究所の地下で目覚め、自由に行動可能となる。メインシナリオが存在するものの、この世界のどの組織につくかは自分で選べるほか、選択により結末も変化する。

Steamストアページによると、本作は主人公を正義の味方にするか、自由に行動するか、悪党としてなりふり構わない立ち振る舞いをするかはプレイヤーの手に委ねられている。

大きな戦争が繰りかえされた結果、文明は崩壊。限られた物資を奪い合う人類が生き延びる世界で、主人公は略奪者と暴走機械の満ちた「ディキシーウェイストランド」を放浪する。

本作の戦闘システムはコマンドバトル式で、鍵となるのは「銃」であることが公式サイトにて紹介されている。本作においての銃は、弾薬を消費して強力な攻撃を繰り出せる代物。弾薬は購入するか、フィールドで取得することで入手可能だ。

また、『Rust of Steel』は基本的にシナリオ上で一時的に仲間が増える以外にNPCが追従することはないが、ロボットの用心棒をロボット屋にてレンタルして連れていくことができる。荒廃とした世界で少しでも生存率を上げるために、レンタルしておくのもひとつの手だろう。

さらに、各勢力やNPCからはクエストを受注することが可能で、フィールドを探索すると物資や武器を獲得できる。また、主人公は能力値を割り振り強化でき、スキルを習得することでワークベンチを活用して自ら武器を製作するクラフト要素もある。

なお、本作はイージー、ノーマル、ハード、ハードコアの4つから難度設定が可能だ。どの難度でも取得する経験値や物資に影響はなく、いつでも変更できる。

そのほかにも、主人公のステータスを強化する「身体改造」や、敵・味方に付与されている「アーマークラス」システム、戦闘終了後にHPを回復する「エナジーポッド」など、さまざまな要素が存在する。詳細はぜひ、公式サイトを参照してみてほしい。

なお、作者のJack氏のSNSの投稿によると、本作は10年以上制作されてきた作品であり、2000年に発売されたRPG制作ツール『RPGツクール2000』を用いて制作されていることが明かされている。

10年以上の気合いが込められた『Rust of Steel』が気になった方は、ぜひストアページをチェックしてみてほしい。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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