今井哲也氏の描くマンガ『アリスと蔵六』の電子書籍版が1巻から12巻まで1冊「77円」で購入できるセールを開催中だ。まとめて購入しても、定価約8600円(税込)のところ924円(税込)とお得になっている。
本著のストーリーは、裏社会の人間と取引をする「樫村蔵六」が、コンビニに30分も滞在する謎の少女と遭遇するシーンから始まる。「なんでも願いを叶える」という少女だが、蔵六は信じようとせず「米がいいぞ。食うと力が出る」と献立をすすめる。
少女は研究所から脱走した人物で、「想像したことをすべて具現化できる」という超能力の持ち主であった。しかし、まだ幼い彼女は能力を上手く使いこなすこともできず、途方に暮れていた。
結局、能力を使用して蔵六の社内にワープする少女だが、彼女を追う刺客が出現し、周囲を破壊しながら蔵六の車を襲撃する。その能力の危険性と周囲への被害に憤りを感じた蔵六は、少女を含む刺客3名にげんこつをくらわせ、「いい加減にしろ手前ぇら!!」と説教を展開し、少女たちを反省・沈静化させる。
事件がひと段落したあと、警察によると件の現象は“存在すらしていなかった”ことが判明し、カメラにも何も映っていなかった。一旦、中華屋で食事をする蔵六の前に、再び少女が出現する。彼女は自分を紗名と名乗り、自分たちが「アリスの夢」と呼ばれるミュータントであると説明する。
研究所には、自分と同じように苦しめられている子供たちが大勢いるとして、紗名は友人たちを助けたいと申し出る。蔵六は紗名の口のききかたや振る舞い方を注意し、自分の運営する花屋へと連れていく。
マンガ『アリスと蔵六』の電子書籍版は1巻から12巻まで1冊「77円」で購入できるセールを開催中だ。なお、COMICリュウの公式サイトにて各取り扱いサイトも閲覧できる。