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『アサシン クリード シャドウズ』実在する神社を無断使用か、担当者「しかるべき対応」。産経新聞が報道。神社側は「(事前に使用に関する連絡が)なかった。もしあればお断りしていた」とコメント

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産経新聞は2月20日(木)、Ubisoftが3月20日に発売を予定している新作アクションRPG『アサシン クリード シャドウズ』について、使用許可を取らずにゲーム内に実在の神社を登場させていると報道した。

発売日が近づき、SNSやYouTube上に先行プレイ映像が公開されるなかで、その映像に登場する神社にさまざまな注目が集まっていた。今回の産経新聞による神社側への取材で、ゲーム内への使用許可を取っていないことが判明した形となる。なお、担当者は「しかるべき対応」をするとコメントを残している。

『アサシン クリード シャドウズ』は、オープンワールドアクションRPG『アサシン クリード』シリーズ最新作。作中では1579年の安土桃山時代を舞台にアフリカ人の「弥助」と伊賀の忍者である「奈緒江」のダブル主人公が互いの視点から、交差する物語が描かれる。

SNS上で話題となっている神社は、1400年以上の歴史があるとされる兵庫県の「播磨国総社 射楯兵主(いたてひょうず)神社」とみられる。産経新聞の取材に対して担当者は、「(事前にUbisoftから使用に関する連絡が)なかった」と話しており「もしあればお断りしていた」とコメント。続けて、「しかるべき対応をする」と語っている。

『アサシン クリード シャドウズ』実在する神社を無断使用か、担当者「しかるべき対応」。産経新聞が報道_001

過去には、本作のコンセプトアートが、現代の「関ケ原鉄砲隊」の旗を無断で使用していることが判明。「関ケ原鉄砲隊」は、火縄銃の保存伝承活動と関ケ原のPR活動に取り組んでいる団体だ。Ubisoft側も正式に謝罪し、鉄砲隊の削除要請に応じていた。

なお本作においては、ユーザーから今回の件以外にもさまざまな疑問が提されている。2024年7月には開発チームより、本作について歴史表現に関する開発意図と開発決定においての声明が公開されていた。

編集者
ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn

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