宇宙を舞台にしたMMORPG『Elite Dangerous(エリートデンジャラス)』のPC(Steam)版が75%オフのセールを開催中だ。通常版は定価2300円(税込)のところ575円(税込)に。大規模DLCである『Elite Dangerous: Odyssey』が同梱した『デラックスエディション』は定価2,800円のところ65%オフの980円(税込)とお得になっている。
本作は、銀河全体を舞台にしたオンライン対応のRPGだ。宇宙での生業や取引はプレイヤー同士でも行われており、それぞれの行動が影響を及ぼす。何者になるかはプレイヤーの手に委ねられており、賞金稼ぎや配達人、時には宇宙海賊になることも可能だ。
本作の舞台は、西暦3301年の未来の銀河だ。プレイヤーは依頼された場所に荷物を届ける配達人や、商品を取引きするトレーダー、特定の場所を調査する探査、回収を主とするサルベージ屋、顧客をリゾート惑星まで連れて行き満足させる観光業など、幅広い仕事を自由に選択できる。
また、宇宙船同士での戦闘がしたい場合にも、密輸業者や宇宙海賊、傭兵、暗殺者、賞金首狩り、要人の救出ミッションなど、豊富なシチュエーションが用意されている。いずれにせよ、広大な宇宙で何をして、何者になるのかはプレイヤーの手に委ねられている。

さまざまな仕事を通じて資金を獲得すると、新たな宇宙船や装備を購入することもできる。船には貨物用、戦闘用、移動用、万能型などさまざまなタイプが存在し、それぞれ性能と見た目が大きく異なる。
宇宙船の性能を向上させるとワープ距離がのびるほか、武装や装備、艦載スペースなどさまざまな機能を追加できる。販売されている宇宙船は最初に配布される宇宙船とはまるで性能が違うので、目的がわからないという人はまず宇宙船の確保を目標にすると良いだろう。
余談だが、2021年には本作のとあるプレイヤーが燃料切れが原因で太陽系から“6万5788光年”の距離で立ち往生してしまった事件が発生。その宇宙船を救出するため、5名の有志が救出へ向かう長距離航行ミッションが開始されSNSで話題を呼んだ。同年2月には、約600時間に及んだ救出作戦は成功を果たす。
上記のような本物のドラマが生まれる点は本作の特徴のひとつとなっており、ゲーム内でのプレイヤーの活躍はゲーム内のニュースであるGALNET NEWSにも紡がれていく。また、2022年には本作の宇宙全体の探査率は1%にも満たないことが明かされている。
(画像は『Elite Dangerous』のSteamストアページより)
『Elite Dangerous』のPC(Steam)版は75%オフのセールを開催中だ。本作に興味を持たれた方は、ぜひ本作をプレイし、広大な宇宙にその名を刻んでみてほしい。