Crowbar Collectiveは5月13日(火)、『Black Mesa』の10周年を記念して90%オフの230円で購入できるお得なセールをPC(Steam)で開始した。セール期間は5月20日(火)までとなる。
『Black Mesa』は2008年に発表された初代『Half-Life』のファンによる非公式リメイクゲームだ。本作は2012年に『Half-Life 2』のMODとして配信され、のちにValveの公認のもと商業化されたことで、2015年にSteamでリリース。2018年には最終ステージ「Xen」の映像が披露され、2020年に正式リリースを果たした。


『Half-Life』は1998年にリリースされた名作FPSだ。プレイヤーはMIT卒の物理学者ゴードン・フリーマンとなり、突如事故に見舞われた最先端の研究施設からの脱出を目指していく。そんな同作は当時、敵を撃ち倒すことに重点を置いたゲームが多い中、同作はストーリー演出やパズルアドベンチャー、AIの高い完成度が評価され、Valveが有名となるキッカケになった。
『Black Mesa』はそんな本作をゲームエンジン「Source Engine」でフルリメイク。基本的なゲームプレイやマップ構成などはそのままに、グラフィックやテクスチャのアップデートが施されている。
ちなみに、これらのリメイクは多くのファンに受け入れられ、Steamでレビューでは記事執筆時点で11万5948件のレビューのうち95%が好評を示す「圧倒的に好評」のステータスを獲得。グラフィックや原作愛を感じる細かなディティールが高く評価されている。


発表によると今回のセールに伴い、作中のパフォーマンス問題を大幅に改善する「Resonance Decade」アップデートも同日リリース。具体的にはクラッシュの修正やパフォーマンスの安定性、Steam DeckとLinuxでのプレイアビリティの強化などが実施。
修正内容などを記したパッチノートに関してはSteamニュースにて記載されている。
『Black Mesa』が90%オフの230円で購入できるセールは5月20日(火)まで開催中だ。