デベロッパーのdotMake Studiosは7月15日、同スタジオから早期アクセス中のゲーム『Splintered』が日本語に対応すると発表した。日本語翻訳を担当するのは『ダンジョンクロウラー』や『ナノアポスル』などを担当したMatsurikaGames。
本作は初代『ドラゴンクエスト』をオマージュしたレトロスタイルのRPG。3月よりSteamにて早期アクセスが開始されており、日本語対応は早期アクセス中の実装を目指すようだ。
『Splintered』は、敵を倒すと世界がランダムに再編成されるユニークなRPG。魔物の襲撃によって国王は命を落とし、王国の聖なる秘宝も奪われてしまった世界で、伝説の騎士の子であるプレイヤーは王の仇を討つべく旅に出る。
本作の特徴として、プレイヤーが使命を果たすと敵は世界を“分断”し、時を巻き戻してしまう点が挙げられる。巻き戻った世界でプレイヤーを待ち受けるのは、地形がランダムに再編成された世界だ。道具や装備品のみならず、町の配置まで変わった世界をふたたび冒険し、この世界の真実を見つけ出そう。


作中では、伝統的なターン制バトルを採用し、「こうげき」「じゅもん」「どうぐ」のコマンドを駆使して敵を倒していく。敵はランダム化によって特性や技がシャッフルされており、予測不能な強敵として登場する。なお敵を倒すとパッシブスキル「さいのう」が開花し、さらなる高みへと足を踏み入れることが可能となる。
また装備品のレベルを上げると、プレイスタイルを特徴づける「わざ」が解放されるので、3種類の職業と組み合わせて自身を強化することができる。なお職業は今後も追加予定とのことだ。


『Splintered』は現在、早期アクセス期間中の日本語対応を目指して開発が進められている。なお正式リリース版ではこのほかにも、追加の職業や最終エンディング、新しいゲームモードなどの追加を予定している。