8月29日、ゲーム内の表現・事象をさまざまな分野の専門家に語ってもらう「ゲームさんぽ/よそ見」チャンネルにて、「土の研究者と行く『スター・ウォーズ 無法者たち』の銀河の「土」巡り#01」が公開された。
本動画は、オープンワールドアクションゲーム『スター・ウォーズ 無法者たち』を、福島国際研究教育機構の研究員(リーダー)である藤井一至氏と調査する内容となっている。「ゲームさんぽ /よそ見」公式YouTubeチャンネルおよびニコニコ動画にて視聴することが可能だ。
「ゲームさんぽ」は、さまざまな分野に精通する専門家の目線でゲームを分析する動画シリーズ。専門家とゲームを遊ぶ中で、専門家独自の視点や世界の見え方、知識などが楽しめる人気企画だ。
今回藤井氏と一緒に見る『スター・ウォーズ 無法者たち』は2024年8月に発売されたオープンワールドアクションゲームだ。本作では、プレイヤーは自由を求めるアウトロー「ケイ・ヴェス」となり、戦闘や盗みを働きながら銀河系の最重要指名手配に成り上がっていく。
本動画ではまず、最初の惑星である「トーシャーラ」の土から調査。本惑星の土は少し赤みがかった土であり、藤井氏はこの土を乾燥した地域の土壌の特徴であると解説する。これは雨が少ない中性の土壌が原因のようで、赤い鉄の成分・ヘマタイトが生成されやすいためだという。なお日本では黄土色や茶色といった土の色が主流で、あまりこのような土は見られないとコメントしている。
(動画は「土の研究者と行く『スター・ウォーズ 無法者たち』の銀河の「土」巡り#01」より)
続けて藤井氏は、岩石が多く露出している景観から、トーシャーラはかなり乾燥した地域であることを推測。日本みたいに湿った地域だと岩が風化しやすいため、岩石が露骨に出るということはあまりないという。さらに、草原ベースに木が生えている「ステップ」気候に近いのではないかと推測していた。
そして動画では、「そもそも土とは何なのか」という質問が藤井氏に投げかけられる。藤井氏は、岩が風化してできた砂や粘土に、植物が腐ってできた腐植が混ざったものだと解説。また重要なのは、微生物や植物の根などの影響が見られた瞬間から「土」と定義される点であるとし、コケが生えた岩もその表面は定義上“土”とみなすという。
(動画は「土の研究者と行く『スター・ウォーズ 無法者たち』の銀河の「土」巡り#01」より)
『スター・ウォーズ 無法者たち』の土を土の研究者・藤井一至氏と調査する動画は現在、「ゲームさんぽ /よそ見」公式YouTubeチャンネルおよびニコニコ動画にて公開されている。動画ではほかにも、生物と土壌の関係や別の惑星・アキヴァの土壌などを解説している。