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三人称視点でプレイできるMOBAの新作『プレデセッサー』が日本向けに配信開始。透明化やロケット所持など個性豊かなヒーロー集う

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イギリスを拠点にするゲーム開発スタジオ・Omeda Studiosは9月2日(火)、マルチプレイヤーオンライン バトルアリーナ(MOBA)ゲーム『Predecessor(プレデセッサー)』の日本語版をリリースした。

本作の大きな特徴は、3Dの美麗なグラフィックと、3人称視点であることだろう。プレイヤーは、伝統的な3レーンのプレイスタイルを持ちつつ、壁を貫通する射撃スキル、透明化、上空からのロケット攻撃などさまざまな個性を持つ45種類以上のヒーローを選んで戦う。

三人称視点MOBA『プレデセッサー』が日本向けに配信開始。『Paragon』ファンがスタジオを立ち上げて_001

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本作を手がけるスタジオは、完全リモートで制作されたほか、CEOが「配信者」であるという珍しい経歴を持つ。開発中止となったMOBA ゲーム『Paragon』のファンであったCEOがスタジオを立ち上げ、本作の開発へと至った。

CEOである Robbie Singh(ロビー・シン)氏のコメントは以下の通り。

「コンソールゲームの本場である日本で、『Predecessor』をリリースできることをとても嬉しく思っています。

開発陣は熱心なファンとして本作の 開発をスタートし、直感的なコントローラー操作と、ストーリー性豊かで真に没入感のある 3D 世界を追求してきました。究極のコンソール MOBA を創りあげるために、日々努めてきた結果が今に繋がったと感じています。

このゲームはコミュニティの皆さんと一緒に開発を行ってきたので、 日本のプレイヤーの皆さんがゲームのクオリティと開発チームの情熱を受け取って下さり、この旅に一緒に参加してくれたらと願っています。」

『Predecessor』は基本プレイ無料で PlayStation 5、Xbox Series X/S、PC(Steam、Epic Games)向けに配信中。さらに今秋には日本のゲーム、アニメ、漫画の世界観に強くインスパイアされた2人のヒーローが追加される予定とのことだ。

リリース全文は以下の通り。


リリースからわずか 1 年でプレイヤー数が 250 万人を突破
次世代 MOBA ゲーム『Predecessor』が日本版をローンチ!

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イギリスを拠点にリモートでゲーム開発を行う Omeda Studios は、三人称視点のマルチプレイヤーオンライン バトルアリーナ(MOBA)ゲーム『Predecessor(プレデセッサー)』の日本ローカライズ版を本日 2025 年 9 月 2 日 (火)にリリースいたしました。
『Predecessor』は 2024 年 8 月にゲームリリースされ、わずか 1 年のあいだにプレイヤー数が 250 万以上に急 成長しました。洗練されたグラフィックと没入感のあるゲームプレイが特徴で、戦略的なアクションを好む方 にお楽しみいただける作品として北米・欧州を中心に注目を集めており、満を持して日本市場向けにゲームを ローカライズした日本版をリリースする運びとなりました。

配信者からゲーム開発スタジオの CEO へ!Omeda Studios の異色の成り立ち

2020 年に設立された Omeda Studios は、現在世界中に点在する約 70 名の従業員を抱える完全リモート型ゲー ム開発スタジオです。CEO である Robbie Singh(ロビー・シン)は、2016 年に Epic Games からリリースさ れた MOBA ゲーム『Paragon』の圧倒的なビジュアルと質感、滑らかなアクションの虜となり、ストリーマー として配信も行っていました。しかし、2018 年に『Paragon』の開発が中止されることが発表されます。同ゲ ームをなんとか復活させたいと考えたロビーは、Andrea Garella(アンドレア・ガレラ)、Steven Meilleur (スティーブン・メイエール)と共に Omeda Studios を立ち上げ、コミュニティからの寄付や Epic Games か らの助成金を得て、Epic Games が一般公開した『Paragon』のアートワークなどのゲームアセットを活用する 形で『Predecessor』の開発に至りました。

『Predecessor』は次世代を担う MOBA ゲーム

基本プレイ無料の本作は、激しい戦闘と迫力のある三人称視点のゲームプレイが特徴です。2018 年に惜しまれ つつサービスを終了した Epic Games の MOBA ゲーム、『Paragon』のオープンアセットと Unreal Engine 5 を使用し、『Paragon』の精神とノウハウを受け継いだタイトルとして注目を集めてきました。

プレイヤーは、魅力的なストーリーを持つ 45 種類以上のヒーローからキャラクターを選択できます。壁をも貫 通する射撃スキル、透明化、上空からのロケット攻撃など、それぞれのヒーローは魅力的な能力を備えていま す。相手を攻め込むための戦略だけでなく、自陣の防衛も必要となるため包括的な戦略的思考が必要です。 『Predecessor』は伝統的な 3 レーン MOBA のプレイスタイルを継承しつつ、没入感のある第三者視点、息を 吞むグラフィック、高低差と奥行きを感じられるマップの垂直性といった、MOBA ジャンルを再定義する要素 を持ち合わせた、次世代を担う MOBA タイトルに仕上がっています。

また、長年 MOBA は PC をベースに 2D アイソメトリックビューで構成されてきましたが、『Predecessor』 ではコンソールでのプレイを第一に考え、その枠組みを破っています。3D の美しいグラフィックと三人称視点 の MOBA を設計することで、見た目だけでなくプレイ感覚そのものを変革することに成功しました。コントロ ーラー操作でのプレイは極めて満足感が高く、新たなプレイヤー視点によって没入感と戦略性はよりディープ なものへと進化しています。これらの新要素によって、MOBA というジャンルの魅力を新たな世代のプレイヤ ーたちに解き放つことが出来ました。

『Predecessor』が日本語に対応し、満を持してゲーム大国日本に参入!

複数のプラットフォームで展開していく中で、特にコントローラーでの操作において、直感的でディープな満 足感ある体験をプレイヤーの皆さんにご提供することが出来ました。そのため、PlayStation が最大のプレイヤ ーボリュームを有するプラットフォームへと成長しています。この度、PlayStation の故郷である日本において ローカライズ版をリリース出来る運びとなり、開発陣一同非常に嬉しく思っています。

『Predecessor』の作品特徴は、チームベースのアクション戦略ゲームを愛し、メカニカルスキルおよびメンタ ルスキルといったプレイスキルを磨くことに余念がない、日本のプレイヤー特性に完璧にフィットすると考え ています。また、本作ではキャラクターを中心に豊かな世界観を構築し、よりストーリーを重視したゲーム体 験に重きを置いており、キャラクター描写や世界観の詳細について深い理解を求める日本のプレイヤーの皆さ んには、心置きなく『Predecessor』の世界に没入していただけることでしょう。

Omeda Studios CEO である Robbie Singh(ロビー・シン)は以下のように述べています。

「コンソールゲームの本場である日本で、『Predecessor』をリリースでき ることをとても嬉しく思っています。開発陣は熱心なファンとして本作の 開発をスタートし、直感的なコントローラー操作と、ストーリー性豊かで 真に没入感のある 3D 世界を追求してきました。究極のコンソール MOBA を創りあげるために、日々努めてきた結果が今に繋がったと感じていま す。このゲームはコミュニティの皆さんと一緒に開発を行ってきたので、 日本のプレイヤーの皆さんがゲームのクオリティと開発チームの情熱を受 け取って下さり、この旅に一緒に参加してくれたらと願っています。」

また、本作は海外で e スポーツタイトルとしても注目度の高い作品であるため、以下のように続けます。
「『Predecessor』の醍醐味は何と言ってもチーム間での競争シーンです。e スポーツという側面をみると、現 状北米と欧州において、コミュニティの情熱を追い風に草の根的展開の小規模な大会から、プロリーグのトー ナメント大会まで様々な形で後押しすることが出来ています。この取り組みを更に拡大させたいと考えてお り、日本のプレイヤー層とそのボリュームが成長すれば、もちろん日本においても e スポーツに関する取り組みを行いたいと思っています。」

熱狂を加速させる『Predecessor』コミュニティ

『Predecessor』のゲームプレイ以外の強みとして、コミュニティを最優先するアプローチが挙げられます。 『Paragon』から『Predecessor』へと進化させる過程の全てを、Twitch と YouTube を通じてコミュニティと 随時共有し、生きたフィードバックを集約してリリースへと歩みを進めてきました。
現在も「コミュニティファースト」の精神は変わらず、定期的に開発者ストリーミングや Discord などを通じ てプレイヤーと積極的に交流し、懸念事項に対応出来る体制をとっています。日本での展開においても同様の 仕組みを検討しており、プレイヤーの皆さんがゲームについてどう思っているのか、何が気に入っているの か、そして改善すべきはどんな点かについて話し合える日を待ち遠しく思っています。

日本市場を意識したキャラクター展開

『Predecessor』に登場するヒーローの中でも、直近で追加された Yurei(ユーレイ)、Renna(レナ)は、日 本のプレイヤーの皆さんにも強く響くよう非常に魅力的に仕上げられています。 彼らは印象的なビジュアルと、感情に深く訴えかけるストーリーを兼ね備えており、ユーレイとレナの物語は ライバル関係や裏切り、悲しい家族関係といった、日本の多くの人気作品に通じるテーマで描かれています。

 

また、今回新たに追加される新キャラクターアケロンは、独自のプレイスタイルを誇り、蜘蛛のような能力で 他のヒーローでは不可能な地形をも移動することが可能です。彼のスキルセットはエリア制圧と強固な耐久力 にフォーカスしており、バトル終盤では恐るべき存在となるでしょう。角や鋭い牙、精緻な鎧を備えたアケロ ンは、日本で独自の進化を遂げてきたロールプレイングゲーム(RPG)や漫画に登場する「鬼や怪物」といっ たいにしえから存在する化け物を彷彿とさせ、日本市場を意識したキャラクターデザインとなっています。

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『Predecessor』日本版のリリースと同タイミングで、全世界においてアップデート 1.8 を実装

アップデート 1.8 の目玉は「ワールドシフト」というマップそのものが試合中に変化する革新的な新機能で す。新たな経路、目標、環境の変化がリアルタイムで反映され、プレイヤーの皆さんは対戦戦略を即座に再構 築し、緊密なチームワークを練る必要が出てきます。これにより、プレイヤーはこれまで以上に没入感を覚 え、スピーディーで予測不能なゲーム展開をお楽しみいただけることでしょう。このレベルでプレイ中にリア ルタイムで環境が変化する MOBA は他に存在せず、『Predecessor』独自のこのファンクションは、本タイトルの新たな魅力と言えるでしょう。

『Predecessor』は、2025 年 9 月 2 日(火)より PlayStation 5、Xbox Series X/S、および Microsoft Windows(Steam と Epic Games 経由)でプレイ可能です。詳細は、https://predecessorgame.com/ja-jp を ご覧ください。

Predecessor(プレデセッサー)について

熾烈な戦闘、目を見張るスキル、迫力満点の三人称視点のゲームプレイで、プレイヤーをアクションの中心に 一気に引き込む、次世代のチームベース戦略 MOBA ゲームです。キャラクターは 45 種類を超えるヒーローの 中から選択可能で、それぞれが独自の破壊的な能力を備えています。敵陣を倒す方法は一つではなく、レーン を攻め、敵の目標を押し上げながらタワーを破壊するなどして戦い、同時に自陣を防衛する必要があります。 『Predecessor』は伝統的な 3 レーン MOBA のプレイスタイルを継承しつつ、没入感のある第三者視点、驚異 的なグラフィック、ゲームを変えるマップの垂直性といったジャンルを再定義する要素を特徴としています。

Omeda Studios について

2020 年に Robbie Singh(ロビー・シン)、Andrea Garella(アンドレア・ガレラ)、Steven Meilleur(ステ ィーブン・メイエール)によって設立された完全リモート型ゲーム開発スタジオである Omeda Studios は、情 熱的なプレイヤーたちによって支えられ、コミュニティ主導のスタイルでゲームタイトルを開発しています。

 

編集者
3D酔いに全敗の神奈川生まれ99’s。好きなゲームは『ベヨネッタ』『ロリポップチェーンソー』『RUINER』。好きな酔い止めはアネロンニスキャップとNAVAMET。
Twitter:@d0ntcry4nym0re

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