9月19日、ゲーム内の表現・事象をさまざまな分野の専門家に語ってもらう「ゲームさんぽ/よそ見」チャンネルにて、「【帰ってきた!!】歩荷と背負う『DEATH STRANDING 2』 part1」が公開された。
本動画は、山の中で荷物を運ぶお仕事をされている「歩荷(ボッカ)」のアキモト氏と一緒に、『デス・ストランディング2』をプレイする内容となっている。「ゲームさんぽ /よそ見」公式YouTubeチャンネルおよびニコニコ動画にて視聴することが可能だ。
「ゲームさんぽ」は、さまざまな分野に精通する専門家の目線でゲームを分析する動画シリーズ。専門家とゲームを遊ぶ中で、専門家独自の視点や世界の見え方、知識などが楽しめる人気企画だ。
今回の動画では、ゲストに「歩荷」のアキモト氏、案内人になむ氏、さらにアキモト氏の盟友であるまだら牛氏を交えたメンバーが集結。本メンバーは5年前になむ氏の公式Youtubeにて公開された『デス・ストランディング』プレイ回と同メンバーとなっている。前回動画は現時点で88万回も再生されている人気企画だ。
動画内では、ゲーム内に登場する荷物運搬の装備「背負子(しょいこ)」の構造やリアルな荷物の縛り方の解説、さらには雨に濡れた地面の質感、「歩荷」という職業そのものが登場することへの熱い思いがアキモト氏によって語られている。なお、『デス・ストランディング』のおかげで、どうやら海外では日本の「歩荷」という言葉が海外でも注目を集めているという。


動画ではまず、「歩荷」とは何かをアキモト氏が解説。同氏によると「歩荷」はいわゆる「ポーター」と同じような職業であり、日本ではおもに国立公園や山の中で荷物を運ぶ仕事をしている職業と職業人を指している。またアキモト氏はゲーム内に「歩荷」の単語が登場していることにも「胸が熱い」と興奮を隠し切れない様子だった。
さらに、ゲームの主人公・サムが使う運搬具「背負子」についても解説。日本で昔から使用されているものは木製となっており、その人や荷物ににあわせたデザインされたものが存在しているという。しかしサムが使用しているものは金属製で、アキモト氏はユーティリティ性の高いスペシャル背負子であると紹介している。なお背負子は“あまり流行っていない”が普通に販売されているようだ。
またゲームを進めていくなかで、今作で追加された「ストランド」による荷物の縛り方が非常にレベルが高すぎるすぎるとアキモト氏は大絶賛。現実のように荷重のかかり方を意識した縛り方が再現されており、決まったところに紐を通しつつ荷物のバランスを見て交差させて結んでいるサムの技術に感嘆していた。
(画像は【帰ってきた!!】歩荷と背負う『DEATH STRANDING 2』 part1より)
『デス・ストランディング2』を「歩荷」とプレイする動画は現在、「ゲームさんぽ /よそ見」公式YouTubeチャンネルおよびニコニコ動画にて公開されている。動画ではほかにも、作中の地形の再限度や「歩荷」の未来についての話を語っている。