デベロッパーのRedemption Road GamesおよびパブリッシャーのtinyBuildは10月4日、開発中の新作ゲーム『Kingmakers』の発売を延期すると発表した。
本作は、中世にタイムスリップした兵士が現代兵器を駆使して戦場を駆け回るゲーム。もともと現地時間10月8日に発売予定だったが、早期リリースするために計画された機能を一切カットしたくないため、延期を決断したようだ。
『Kingmakers』は、最大4人協力プレイ可能なアクション・ストラテジー型のサンドボックスゲーム。プレイヤーは、戦争で荒廃した中世イングランドに現代の武器を持ち込み、滅びゆく世界の運命の流れを変えていく。
プレイヤーが参加する戦闘はリアルタイムストラテジーとして展開され、数千人の兵士が同時に戦う。兵士はすべてAIで管理されており、意思決定や経路探索、忠誠心などをコントロールする。このAIにより、本作のキャラや戦闘がかつてないほど迫真に表現されている。
Redemption Road Gamesによると、今回の延期については、本作が非常に野心的なゲームであり、早期リリースのために計画された機能を一切妥協したくないためであるという。さらに本作は、数万の兵士によるAI戦闘や建物が完全に破壊できる物理演算、4人協力プレイなど大規模なゲームを目指しており、プレイヤーが満足できる品質に磨き上げるためにもう少し時間が必要と説明している。

また発表では、近日中にRedemption Road Gamesが取り組んできたことすべての概要と、『Kingmakers』のゲームプレイを詳細に紹介する約30分ほどの映像を公開予定とのことだ。