ヤマダデンキが運営するPCショップのツクモは、12月19日、同社BTOパソコン全製品について、受注を一時停止したと発表した。
想定を上回る注文が寄せられていることが理由としており、受注再開の時期については、改めて案内するとしている。
【重要なお知らせ】
— ツクモ (TSUKUMO) 公式 (@TSUKUMOofficial) December 19, 2025
ツクモBTOパソコン一時受注停止のお知らせ
現在、想定以上のご注文をいただいており、弊社BTOパソコン全製品の受注を一時停止いたします。
受注再開につきましては改めてご案内させていただく予定です。ご検討中のお客様にはご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。
今回の受注停止について、業界全体の動向を見ると、同様の対応はツクモに限ったものではない。近頃は、BTOパソコン各社において、想定以上の受注や生産体制の都合を理由に、販売停止や受注制限を行う動きも見られる。
実際、マウスコンピューターは12月16日、一部製品について販売停止や出荷遅延が発生する可能性があると告知。また、BTOメーカーのサイコムも、12月16日から19日にかけて一時的に受注を停止していた。

なお、BTOパソコンを取り巻く環境としては、11月以降、メモリやストレージ価格の上昇が続いており、PCパーツの調達や価格設定をめぐる状況は不安定な状態が続いている。
ツクモの受注再開時期や、今後の各社の対応動向が注目されそうだ。
