マイクロソフトは2月21日、同社のゲーム部門CEOであるフィル・スペンサー氏が退任することを発表した。また、Xbox部門のトップであるサラ・ボンド氏もマイクロソフトを離れるという。
後任には、マイクロソフトのAI部門であるCoreAIの社長を務めてきたアシャ・シャルマ氏が就任する予定だ。また、フィル・スペンサー氏とサラ・ボンド氏とともに長年Xboxを率いてきたマット・ブーティ氏は、エグゼクティブバイスプレジデント兼CCOに就任するとのこと。
It’s rare in life to know when a chapter is closing, but after 38 years at Microsoft, that moment has arrived for me. I’ve made the decision to retire and begin the next chapter of my life. It’s a milestone that’s given me a chance to reflect on the incredible journey I’ve been…
— Phil Spencer (@XboxP3) February 20, 2026
フィル・スペンサー氏は、1988年にマイクロソフトに入社し、Xbox事業をはじめ、多くの技術的な職務を歴任。2014年からはゲーム部門のCEOに就任し、大規模な買収やXbox Game Passの導入など、約12年間にわたって同部門をけん引してきた。
発表によると、フィル・スペンサー氏は2025年の秋に退職の意向を伝え、後任の準備を進めてきたという。公式サイトおよび同氏のXアカウントでは、マイクロソフトでの38年間の歩みを振り返るとともに、ゲーム部門のチームとコミュニティに向けての感謝のメッセージが綴られている。
なお、同氏はスムーズな引継ぎをサポートするため、今夏まではアドバイザーとして留任するようだ。
Today I begin my role as CEO of @Xbox.
— Asha (@asha_shar) February 20, 2026
Here are my three commitments:
1/ GREAT games
2/ Return of @Xbox
3/ Future of playhttps://t.co/6UNrpFm1Ki
また、新たにゲーム部門のCEOに就任するアシャ・シャルマ氏もメッセージを寄せており、「素晴らしいゲーム」「Xboxの復活」「遊びの未来」を掲げ、謙虚さと緊張感をもってフィル・スペンサー氏が築いた基盤を守っていくと強調した。
さらに自身が元AI部門の出身ということもあり、AIについても言及。「収益化とAIが進化し、影響を与える中で、私たちは短期的な効率性を追い求めたり、魂のないAIの粗悪品でエコシステムを溢れさせたりすることはない」とコメント。続けて、ゲームはこれからも人間によって作られ、革新的な技術によって想像される芸術であるとしている。
