Valveは6月5日、開発者ブログを更新し、同社が発売を予定している新製品「Steam Machine」および「Steam Frame」が今夏に出荷予定であることを明かした。
またブログでは、「Steam Machine」と「Steam Frame」が設定なしの状態でゲームが快適に動作するかどうか公式がチェックする「Verifiedプログラム」の導入対象となることも発表された。

「Steam Machine」は、Steamのゲームが遊べるハードだ。160ミリサイズの小さな立方体ながらSteam Deckの6倍以上のスペックを誇り、AAAタイトルを含むSteamライブラリの全ゲームをプレイするパワーを備えている。
「Steam Machine」に導入される「Verifiedプログラム」の要件は、「Steam Deck Verified」とほぼ同じとなっている。箱から製品を出してすぐのデフォルトの状態を基準とし、「コントローラー設定」「グラフィック設定で良好なパフォーマンスが出せるか」といった点がチェックされ、その評価に応じて「検証済み」「サポート対象外」など4種のバッジが付与される。
Steamworksの紹介ページによると、「Steam Machine」は1080pの解像度で30FPSの動作を実現できることが最低要件として設定されている。

「Steam Frame」は、Steamライブラリ内のすべてのコンテンツに対応した、ストリーミング重視のワイヤレスVRヘッドセットとコントローラー。SteamOSを搭載したフル機能のPCでもあり、スタンドアロンでの使用も可能となっている。
「Steam Frame」に導入される「Verifiedプログラム」の要件については、ユーザーが箱から出してすぐにスタンドアロンモードで得られる体験に焦点を当てている。基準についても「Steam Machine Verified」と同様に、「グラフィック」「コントローラー設定」がチェックされ、さらにテキストとUI要素が内蔵ディスプレイで明確に判読可能かどうかも確認される。
Steamworksの紹介ページによると、「Steam Frame」は、2Dタイトルの場合は1280×720の解像度で最低30fpsでの動作が、VRタイトルの場合は1728×1728で最低72fpsでの動作が最低要件として設定されている。

また、新商品の発売時期についてValveは、もともと2025年11月に新製品を発表した際に、具体的な価格と発売時期も告知する予定だったという。しかし、2025年末から業界全体に発生しているメモリとストレージ不足の深刻化により、「Steam Machine」および「Steam Frame」は出荷スケジュールと価格の見直しを行う必要に迫られているとコメントしていた。
なお、価格については、現時点では未発表となっている。2025年には「コンソール機よりもPCと競合するような価格帯になる」とValveの関係者が発言したというニュースも報じられていた。
