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「じっくり遊べる良ゲーム」おすすめ12本を選んでみた。今だからこそ自宅でじっくりと遊んでみてほしい作品をピックアップ

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 新型コロナウイルスの感染により外出の自粛が求められる中、あらためて自宅で鑑賞したりプレイすることができるエンターテイメント作品が注目を浴びている。Twitter上では「#休校中におすすめの過ごし方」というハッシュタグを経由して、さまざまな自宅での過ごし方がシェアされている。

 もちろん、ビデオゲームもそんな自宅で遊ぶことができるひとつの偉大なジャンルである。今回は電ファミニコゲーマーのライター陣と一部編集から、「自宅でじっくりと時間をかけてクリアしたい良ゲーム」を12本、一部シリーズ続編も含めおすすめしてみよう。

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 単純にボリュームがあったり、延々と遊べる・やり込めるゲームだけではなく、このある程度の期間でぜひクリアしてほしい作品も選んでいる。子どもはもちろん、外出を控えている大人にもぜひおすすめしたい。

 なお、「なんであのタイトルが無いの?」、「やり込みならこれでしょう」なんて思った読者の方は、ぜひ本記事ツイートのリツイートやリプライなどで共有してみてほしい。SNSを中心に、より広く「#じっくり遊べる良ゲーム」の情報が集まるようなことになれば幸いだ。


『妖怪ウォッチ4』──大人になった今だからこそプレイしたい

 一世を風靡したレベルファイブの人気ゲームシリーズ最新作としてNintendo Switch向けに2019年6月発売された『妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている』。同年12月にはマイナーチェンジ版となる『妖怪ウォッチ4 ++』がPlayStation 4とNintendo Switch向けにリリースされた。

 今作ではグラフィックが一新され、アニメ版『妖怪ウォッチ』の世界が忠実に再現された上に、戦闘もMMORPGのように主人公や妖怪を操作して巨大なボスを倒していくものとなっており、歯ごたえは十分だ。本編のボリュームは30時間ほどだが、クリア後もクエストが追加されたり妖怪の相撲大会が開催されたりと十分なボリュームとなっている。また、12月には大型アップデートによりマルチプレイも解禁された。

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(画像はマイニンテンドーストア公式サイト「妖怪ウォッチ4++」より)

 子ども向けのタイトルと認識している読者も多そうだが、いまこそ大人も子供も妖怪ウォッチの世界に足を踏み入れるべきである。

 今作のストーリーは、突如復活してしまった「空亡」という悪い妖怪を、さまざまな時代のウォッチ使いが力を合わせて倒すというもの。
 「空」というモチーフがとても重要になっており、どの時代でも「同じ空」を見ていたはずなのに「空亡」という存在がそれを覆いつくしてしまう場面は、僕たちが持っているはずの不変の子供心が失われてしまうことを想起させる。

 『妖怪ウォッチ』をまったく知らない人でも敷居の高くない理解しやすい世界である点もおすすめできるポイント。この機会に愛おしい妖怪たちと過ごし、『妖怪ウォッチ』越しの世界、つまり“子どもの目の大切さ”について考えてみてほしい。(文:tnhr

『ウィッチャー3 ワイルドハント』──Netflixでドラマを見た人に

 Netflixでドラマが配信され、いまだに売り上げを伸ばし続けている『ウィッチャー3 ワイルドハント』。重厚なシナリオと洗練されたゲームデザインは、複雑なオープンワールドが苦手な私が苦しむことなく楽しめたほどの完成度となっている。対象プラットフォームはPC、PS4、Xbox One、そしてNintendo Switchだ。

 今作は魔物退治を生業とする主人公のゲラルドとなり、ファンタジーの世界でさまざまな問題や謎を解決していきつつ、娘のようにかわいがっていた「予言の子」を探す旅に出る。
 クエストを受注し、ゲラルドの特殊能力を使いながら探偵のように探索するのだが、これが驚くほどのたらい回しに合う。この、たらい回しが本作の大きな特徴で非常に楽しい。
100時間のメインストーリーとサブクエストと50時間の追加コンテンツと謳われるだけあって、自宅でプレイし続けるには十分なボリュームとなっている。

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(画像はsteam公式サイト「The Witcher® 3: Wild Hunt」より)

 また、本作ではプレイヤーの決断が重要な要素となっており、エンディングがいくつかに分岐する。決断する時はしっかりとその選択肢を選ぶ強い気持ちを持たなければ、取り返しのつかない事態になることも。特に女性関係で。
 
 メインシナリオはクリアしているが、追加コンテンツやサブクエストをまったくやっていないという人も多いのではないだろうか。なんと作中のカードゲームである「グウェント」では、最終的に3桁を超える数字のやり取りが行われるようになる。

 外出がはばかれるいま、広大なオープンワールドでのびのびと冒険するのはいかがだろうか。(文:tnhr

『Elona』──最高にとっつきにくいがなんでもできて最高に楽しい

 『Elona』は無料でPC向けに配信されているローグライクRPGだ。とはいっても、『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』『風来のシレン』のようないわゆる『NetHack』系とは異なり、『Angband』系がベースのオープンワールド的な自由度が特徴となっている。

 この作品は操作やシステムが独特でとっつきにくく、ビジュアルこそ文字ではないが、操作は昔ながらのAngband系そのままで慣れるのに時間がかかる。チュートリアルも最低限なため、なにも知らずに外に出ると歩いているだけで餓死したり病気になったりするし、そもそもビルド次第ではチュートリアルの雑魚モンスターに殺されたりもする。システムも要素も盛り沢山なので、Wikiとにらめっこするところからゲームが始まると言ってもいい。

 そのとっつきにくさから、一説にはシステムを理解するまでのストレスから3回はゴミ箱にダンクすると言われている。筆者もそうした。

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(画像は『Elona』公式サイトより)

 とはいえ、一度慣れてしまえば最高の自由度と中毒性が味わえる。序盤に核爆弾を購入して自宅にいるユニークNPCを爆殺して貴重な装備を奪ってもいいし、店主を酒に酔わせて*気持ちいいこと*をして金を巻き上げてもいいし、日銭を稼ごうとしてピアノを弾いていたら聴衆から石を投げられて息絶えてもいい。死亡した際のデスペナルティは緩く、死んでも墓から這い上がることができるので、気軽に冒険してみてほしい。(文:実存

『Everyday Genius: SquareLogic』──2万問を備えた数独パズルゲーム

 もし国内で問題が発生し家の外に出ることが難しくなったら──今やそれは仮定の話ではない。そんな状況では、心躍る冒険でも涙を誘う物語を楽しめない読者もいるかもしれない。そこでおすすめしたいのがパズルゲーム『Everyday Genius』だ。

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(画像はSteam 『Everyday Genius: SquareLogic』より)

 本作は一定の法則に従ってマス目に数字を入力していく、『数独』を変形させたパズルだ。縦横列で必ず異なる数字を入れていかなければならないのは『数独』と同じだが、大きな違いは算数がパズルの解に含まれているところだ。上記の問題、矢印の書かれたマスの「5+」とは太枠で囲まれた内部の数字を足すと5になるという意味。3が入っているのだから、答えは2だ。これを繰り返してマス目を埋めていく。

 なにもない荒野の盤面に数字を植樹し、完成を目指す楽しさは『数独』のそれと同じだ。特にパズルが完成する直前、入力する数字がパタパタと決定していく瞬間は、自分が天才となったかのような手応えを感じる。

 こつこつと己の能力のみで謎を解き明かす。もちろん難しくて解けない問題も出るだろうが、正解は必ずある。ゲームに収録された問題は“2万問”。2万回の「できた!」という小さな成功体験の連鎖は、きっとあなたの気持ちを少しだけ前向きにしてくれるはずだ。(文:古嶋 誉幸

『Frostpunk』――極寒の地で、あぶりだされるのは絶望ではなく希望

 「悲劇」は過酷な現実や社会を相対化させる効果を持つが、この『Frostpunk』は現在の世界情勢を相対化させるのに一役買っているかもしれない。このゲームで表現されているのは、現在の地球よりもあまりにも過酷な世界だからだ。

 蒸気技術の進化をたどった架空の地球、1886年のイギリスは、地獄のような寒冷期を迎えていた。吹きすさぶ極寒のなか、プレイヤーは指導者として世界最後の人々を生き残らせるため、あらゆる手腕を発揮して人類最後の拠点を運営しなければならない。

 ときには住民たちに過酷な労働環境を敷き、凍傷した老人の手足を切断し、助けを求めるものを見殺しにする決断を迫られる。そして、さまざまな犠牲を経て「我々は生き残った!」と宣言するとき、達成感と共に途方もない徒労感に包まれるだろう。極寒の世界は終わっていない。確かに我々は生き残った。だが、それで……?

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(画像はDMM Games 『Frostpunk』日本語公式サイトより)

 とはいえ、本作をなりふり構わず弱者を犠牲にして種の生存を選ぶプレイヤーはどれくらいいるのだろう。実際、本作には「不満」というパラメーターがあってそれを抑制しているし、セーブ&ロードを繰り返すことはゲームバランスとして内包されている。つまり本作は、我々の利己心が剥き出しとなっていくような悪趣味なゲームではない。

 むしろ、そういった状況下において──たとえ到らなくても──人々は最善を尽くそうとする。そんな心情をあぶりだす「希望」のゲームなのである。だとしたら、本当の敵は極寒やウイルスではなく、他者に対する疑心や不信感だ。言い知れぬ不安に陥っている人は、本作をプレイしてみて前へ進む強い心を感じてみて欲しい。PC版はSteamとDMM Gamesにて、またPS4版もリリースされたばかりである。(文:福山幸司

なろう系+戦記もの=『うたわれるもの』シリーズ三部作

 もし漫画『キングダム』のような戦記ものの面白さをゲームで味わいたいならば、『うたわれるもの』シリーズ三部作『散りゆく者への子守唄』『偽りの仮面』『二人の白皇』は打ってつけかもしれない。三部作を一気にプレイすると、大河ドラマを踏破したような満足感と興奮に包まれるだろう。

 本作は和風めいたファンタジー世界を舞台につむがれる、戦記もののアドベンチャーゲームだ。戦闘はシミュレーションRPGとして展開される。陰謀うずまく政治劇、窮地からの脱出、そして智略を尽くした果ての勝利、敵味方双方のキャラクターたちは、戦乱を通してそれぞれ成長を果たし、気付けば力強く台頭している。

 こうした戦記ものの面白さを有している一方で、本作は現在で言う「なろう系」の骨格を持っていることは見逃せない。ファンタジー世界と対比する形で、現実世界の記憶を有する主人公は、異世界の住民から尊ばれる。いわゆる、ゆるい日常を異世界のキャラクターたちと甘美に享受しつつ、それが国々の動乱に巻き込まれている様は、だからこそ日常や命が儚く美しいものとして描かれる。

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(画像はPlayStation.com 『うたわれるもの 散りゆく者への子守唄』より)

 これからシリーズを初めてプレイする人は、『散りゆく者への子守唄』を大いなる序章とし、『偽りの仮面』、『二人の白皇』での波乱に満ちた展開、心を打つ人間ドラマにどうか期待を膨らませながら楽しんで欲しい。全3作がPS4およびSteamにて配信されている。(文:福山幸司

『The Flame in the Flood』──大洪水の世界を少女と一匹の犬が行く

 『The Flame in the Flood』は、未曾有の大洪水により巨大な川となった世界を舞台にしたサバイバル系のローグライクアクションゲーム。PC(Steam)、Xbox One、PlayStation 4、Nintendo Switchで発売されている。

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(画像はマイニンテンドーストア「ザ フレイム イン ザ フラッド:Complete Edition」より)

 孤独を感じながら寂れたキャンプ場に滞在していた主人公「スカウト」は、リュックサックと無線機器をくわえて何処かから現れた犬と出会う。無線機はかすかに信号を受信しており、スカウトはこの破滅的な世界でかすかな希望を胸に抱き、犬とともにイカダで川を下ることを決意する。

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(画像はマイニンテンドーストア「ザ フレイム イン ザ フラッド:Complete Edition」より)

 本作では、道中に点在する島で物資を集めてクラフトを行い、ときには狼などの野生動物と戦いながら生き延びていく。ただし、注意が必要なのは動物だけではない。雨が降れば体温が下がり、飢えるあまり、有毒な食べ物や飲み物を口にすれば体調が悪化する。ただ生き延びるだけでなく、万が一の備えや十分な睡眠も必要になる。

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雨やイカダからの転落によって服がズブ濡れになると、体温が低下してしまう
(画像はマイニンテンドーストア「ザ フレイム イン ザ フラッド:Complete Edition」より)

 舞台となる世界は自動生成されるため、毎回違った冒険劇となる。また、フォークロック歌手のChuck Ragan氏によるBGMの数々も魅力。初回のプレイは上手くいかないかもしれないが、プレイを繰り返していくたびによりたくましく、より遠くへ行ける楽しさがある。(文:ヨシムネ

『Subnautica』──深海でのサバイバル

 『Subnautica』はPC(Steam、Epic Games Store、Playism)、Xbox One、PlayStation 4(※国内版は3月19日発売)で発売中の海洋サバイバルアドベンチャーゲーム。とある海洋惑星に不時着したプレイヤーは、広大な海を探索し、惑星から脱出するすべを探すことになる。

 プレイヤーは水や食料、そして酸素を確保しながら、美しく神秘的な海の世界を探検していく。この世界ではさまざまな生物を見つけられるが、最初のうちは近くを泳ぐ小さな魚ですら、捕まえるのに苦労することだろう。

 「スキャナー」と呼ばれる道具を手に入れれば、墜落した船の残骸から新たな設計図を見つけられるだろう。見つけた設計図は建築で活用することも可能で、探索を進めるごとに“できることが増える”楽しさがある。道具や装備がそろえば、狂暴な生物がひそむ深海にも行けるはずだ。

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右手に持っているのが「スキャナー」、そして左奥の乗り物は「シーモス」と呼ばれる
(画像はSteam「Subnautica」より)
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シーモスに乗り込めば、生身で潜るよりもより深く、暗い場所にも行ける
(画像はSteam「Subnautica」より)
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集めた設計図と素材で理想の海底基地を建造できるのも本作の魅力
(画像はSteam「Subnautica」より)

 本作は全世界500万本以上のセールスを誇り、Epic Games ストアでの無料配布分を合わせると全世界で1000万本近い出荷本数をもつ。現在は開発中の続編『Subnautica: Below Zero』の早期アクセスがSteamとEpic Games ストアで実施中なので、PC版のプレイヤーはこちらも要チェックだ。(文:ヨシムネ

『XCOM:Enemy Unknown』『XCOM2』──現場指揮の苦痛

 どれほど気をつけても未知の緊急事態に見舞われ、限られた人員・資源の中で対応せねばらならず、スポンサーや支援者からは最高に近い結果を求められる。そんな気分を満喫して胃痛が全開になるかもしれない現場指揮官ゲームが、宇宙人から地球人類を守るシミュレーションゲーム『XCOM』シリーズの2作だ。

 対エイリアンの特殊組織「XCOM」のリーダーとなったプレイヤーは、基地運営や隊員育成といった戦略パートをこなしつつ、精鋭部隊を指揮して数々の高難度ミッションに挑み、地球人類を驚異から守らなければならない。

 ミッションパートは見下ろし型のマップでターンベースにて部隊メンバーを指揮していく内容であり、手先の器用さや素早さなど一切求められないが、そのつぎつぎと襲い来る理不尽とも思えるシチュエーションが指揮官の頭脳と胃袋を苦しめる。とにかく隊員が怪我する、死ぬ。労災認定なんて言葉は存在しないと思われる。

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(画像はSteam『XCOM Enemy Unknown』より)

 たとえば現場では、一手を間違えて索敵できなかった敵の一団とばったり出会ってしまい、対応する間もなく出撃していた部隊が包囲され全滅……なんてことも少なくない。なんの予告もなく未確認の異星人が登場し、強力な能力を理解する前に大損害を受けることも。なのに本作は、手塩にかけて育てたメンバーは怪我をすれば一定期間の休息が必要となり、さらに死亡するとそのまま永久に消えてしまう仕様だ。

 ゆえに、まるでそこら中に広がる不安材料を「ヨシ!」とひとつひとつ潰していくようなプレイが求められるが、それでも“不運”は何度も起きる。そうなれば、いまあるリソースでどうすれば被害を少なくしつつミッションをこなせるかを考えなければならない。撤退の負け戦を視野に入れることも必要だろう。このシリーズに触れるのが初めてなら、君の言葉を信じて行動した隊員の何人かは死ぬことを覚悟しておいた方がいい。

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「命中率83%」を見たときの正解は「17%の確率で外れるのでバックアップの兵を送るべき」
(画像はSteam『XCOM Enemy Unknown』より)

 そのあまりにも過酷に見える道中はきっとプレイヤーの心を挫くだろうが、何度もセーブ&ロードの試行錯誤と数十時間のプレイを経て、ゲームのエンディングに到達する時間がいつかくる。道半ばでひとつひとつの困難を乗り越えたとき、そして地球を救うことができたとき、君の心には安堵が宿るだろう。ただ、もしこれが現実世界にある仕事ならセーブ&ロードは存在しないわけで、なりたくない職業ナンバー1である。ちなみに本作はそのセーブ&ロードをなくしたモードも存在するので、現実を見たい方は挑戦してみてほしい。

 シリーズはPCとiPad向けに発売された『XCOM: Enemy Unknown』、PCとPlayStation 4とXbox One向けに発売された『XCOM2』が近年の主要作品となっており、拡張もそれぞれ出ているのでチェックしてもらいたい。この手のゲームが苦手で挑戦しづらいという方は、つー助教授氏の動画シリーズ「XCOM2プレイ講座リストシリーズ未経験者にもおすすめ『XCOM2:WotC』プレイ講座」の序盤をひとまず見るのもおすすめである。(文:ishigenn


編集/ishigenn

ライター
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メイプルストーリーで人との関わり方を学び、ゲームのゲームらしさについて考えるようになる。主にRPG、アドベンチャーゲーム、アクションゲームの物語やシステムに興味のある学生。
Twitter:@zombie_haruchan
編集
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哲学科を卒業後、ディオゲネスのような暮らしを送っていたが、2017年11月より電ファミニコゲーマー編集部に加入。
ローグライクやシミュレーションなど中毒性のあるゲーム、世界観の濃いゲームが好き。特に『風来のシレン2』と『Civlization IV』には1000時間超を費やしました。最も影響を受けたゲームは『夜明けの口笛吹き』。
Twitter:@ex1stent1a
ライター
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一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros
ライター
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福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
ライター
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ヨシムネ
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
編集
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ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn

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