編集部ひとことレビュー
『スプラッターハウス』といえば、残虐でグロテスクな表現がアーケードで話題を呼び、その後PCエンジンに移植されて、ホラー好きに人気を博したアクションゲームの名作。その3カ月後を描く続編として、メガドライブで発売されたのが本作でした(余談ですが、ファミコンではハード性能や残酷表現の関係でそのまま移植できず、『スプラッターハウス わんぱくグラフィティ』として発売されたんですよね……わんぱくグラフィティって……)。
前作同様、素手はもちろん、鉄パイプや骨、ハサミ、ショットガンなどの武器を駆使して、迫り来る悪霊たちをなぎ払って進む横スクロールアクションで、いろんなものが飛び散りまくる残虐でグロテスクな演出も健在です。また、武器としてチェンソーも加わるなど新たなスプラッター要素も加わっています。でもなんだか真っ当なアクションゲームになってしまったことで、前作のような「B級ホラー映画的ドキドキ感」が薄れてしまった気が……。とはいえ、懐かしさを感じる人も多いはずなので、ぜひバーチャルコンソールでプレイしてみてほしいですね。
スプラッターハウスPARTII
発売年月日 | 開発元/発売元 | プラットフォーム |
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1992年8月4日 | ナウプロダクション/ナムコ | メガドライブ |
特記事項 | ||
Wii版(2008年※バーチャルコンソール)あり |
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