編集部ひとことレビュー
3Dポリゴンアドベンチャーの原点となった歴史的な名作ですね。今では笑っちゃうようなグラフィックですが(失礼)、3D視点でキャラクターをグリグリ動かせたり、画面が切り替わったりするのは当時としては画期的でした。
いかにも洋ゲー的な「トラップはまる⇒即死亡」という理不尽なゲームシステムで、難易度がかなり高かったにもかかわらず、懲りずにプレイした記憶があります。
その後シリーズ化&映画化されたことからもわかるように、単にフルポリゴンの珍しさだけでなく、ストーリーや謎解きがおもしろかったんですね。
設定としてはクトゥルフ神話を題材にしているわけですが、あんまりホラーっぽさを感じなかったのは、スプラッター的な要素がないのとローポリゴンで何を描いてもゆるキャラみたいなせいでしょうか。敵との戦闘などのアクションも、どこかほのぼのしてたし。そういえば、主人公の顔のアップがローポリゴン過ぎて一番怖かったような…?
もう一度プレイしてみたい気もするのですが、今のPCのスペックにあわせていろいろ改善してリメイクしちゃうと、意外とつまらないのかもなぁという気も。やっぱ名作はそのままがいいかも、ですね。
アローン・イン・ザ・ダーク
発売年月日 | 開発元/発売元 | プラットフォーム |
---|---|---|
1992年 | Infogrames Entertainment | MS-DOS |
特記事項 | ||
3DO版(1994年)、Machintosh版(1994年)あり |
(C)INFOGAMES 1992