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「シリーズ伝統“一歩間違えれば即ゲームオーバー”は健在」『Alone In The Dark(第5作)』【ホラゲレビュー百物語】

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『アローン・イン・ザ・ダーク』挿入用画像

【ゲーム概要】
 クトゥルフ神話を題材としたアクションアドベンチャーシリーズ第5作。プレイヤーは現代のニューヨークに蘇った“1938年の私立探偵”エドワード・カーンビーを操作し、超常現象に関する未解決事件や、自分がこの時代に蘇った謎を追いかけていく。事件の余波でニューヨークが崩壊していく様子がリアルに描かれた、ディザスター・パニックの要素も盛り込まれている。

編集部ひとことレビュー

 本タイトルは、『Alone in the Dark』シリーズ通算5作目となる過激なホラー演出が人気のアクションアドベンチャー。
 初代の『Alone in the Dark』といえば、知る人ぞ知る3Dアクションアドベンチャーの始祖的な存在。その歴史は『バイオハザード』シリーズよりも古いと、洋ゲーマニアの友人に口から唾を飛ばされながら説明されたことがある人も多いことだろう。

 本作には当時の最新技術が注ぎ込まれ、リアルに崩壊していくニューヨークが再現されている。主人公のエドワード・カーンビーは記憶を失って、この崩壊していく街をさまよいながら、元凶となった謎の超常現象の秘密に迫っていくことになる。

 道中は息をつかせぬほどのアクションポイントが連続で用意されており、一歩間違えれば即ゲームオーバーになるケースがほとんど。これもシリーズの伝統で、かなり警戒しながら進まないとあっさりと倒されてしまうのだ。

 北米版のタイトルは『Alone in the Dark: Inferno』で、その名にある通り、本作は炎が重要なキーワード。随所にリアルな燃え盛る炎の表現が盛り込まれており、ビルや建物の中はあちこちで出火。木製のイスに火をつけて攻撃するといったように、この炎は随所に出現する敵に有効な攻撃手段となる。
 その敵はひび割れた痕を持つ人型のクリーチャー。人間が何者かに乗り移られているようなのだが……なかには、この世の者とは思えないものも……。

 彼らは、なぜニューヨークを襲っているのだろうか? エドワードの失った記憶の秘密とは? ニューヨークを襲う謎の“ひび割れ”の正体は? 一瞬先が死につながる、スリリングな物語を楽しもう。

(動画投稿:囲炉裏さん)

Alone In The Dark

発売年月日開発元/発売元プラットフォーム
2008年7月26日Eden Games、Hydravision Entertainment/エレクトロニック・アーツ(日本)アタリ(海外)Windows /PlayStation 3/Xbox360
特記事項
なし

(c)2008 ATARI Interactive,Inc. All rights reserved. Developed by Eden Games SAS. All trademarks are the property of their respective owners.

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