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「クリーチャーに汚物を吐きかけられると、思わずのけぞること必至」『ライズ オブ ナイトメア』【ホラゲレビュー百物語】

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『ライズオブナイトメア』挿入用画像(Amazonより)

【ゲーム概要】
 “ジェスチャー”“音声認識”によって操作する、キネクト専用のアドベンチャーゲーム。プレイヤーは旅行中に列車内で惨劇に巻き込まれた主人公のジョッシュを操作し、連れ去られた妻を探して悪夢のような世界の探索を行う。キャラクターの移動や敵との戦闘、アイテムの取得、ハシゴの上り下り、扉の開閉など、操作のすべてはプレイヤーのジェスチャーによって行われる。

編集部ひとことレビュー

 世にもめずらしい、VR登場以前の家庭用体感型ホラーゲーム。Xbox 360かつキネクト専用という組み合わせゆえに、割と最近の作品ながら“知る人ぞ知る”タイトルになっています。

 全編外国語(英語とルーマニア語?)+日本語字幕ということもあり、様相は完全に洋画ホラー。
 列車内で起きた大量殺戮をきっかけに、数々のクリーチャーが待ち受ける悪夢のような世界へと迷い込むことになるストーリーです。
 グロいシーンや圧倒的な力を持つクリーチャーの恐怖、不条理な死に「ギャーーッ!」とか、「おいおいおーいっ!」と絶叫したい人におすすめなんじゃないかなと。
 アクションシーンも満載ゆえに、ハラハラ・ドキドキなアドベンチャー気分も満喫できます。

 探索やバトルでは体を動かして操作するため、いやでも雰囲気が盛り上がります。
 さらわれた妻を救うという目的もあり、バトルを繰り返すうちにかなり熱くなって、テンションもMAXに! いつの間にか多彩な武器を駆使したりしていて、ヒーロー物みたいな気分になってしまうのはホラーとしてはタマにキズかも。
 しかしながら、ベチョベチョな洋画ホラー視点で言えば、バッチリのデキ映え。その手の作品を望んでいるなら、イイ感じです。

 ある意味いちばん恐いのは、クリーチャーに汚物を吐きかけられる可能性のあるバトル。リアルに「汚ねぇっ!」と思わず避けてしまうようなおぞましさがあります。汚物が付着すると視界が汚物で見えなくなるので、苦手な方は、おのれの肩を抱いて身を震わせること必至。

 いやホント恐ろしいゲームです。

(動画投稿:ふぃすさん)

ライズ オブ ナイトメア

発売年月日 開発元/発売元 プラットフォーム
2011年9月8日 セガ Xbox 360(kinect専用)
特記事項
なし

(C)SEGA

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