編集部ひとことレビュー
世にもめずらしい、VR登場以前の家庭用体感型ホラーゲーム。Xbox 360かつキネクト専用という組み合わせゆえに、割と最近の作品ながら“知る人ぞ知る”タイトルになっています。
全編外国語(英語とルーマニア語?)+日本語字幕ということもあり、様相は完全に洋画ホラー。
列車内で起きた大量殺戮をきっかけに、数々のクリーチャーが待ち受ける悪夢のような世界へと迷い込むことになるストーリーです。
グロいシーンや圧倒的な力を持つクリーチャーの恐怖、不条理な死に「ギャーーッ!」とか、「おいおいおーいっ!」と絶叫したい人におすすめなんじゃないかなと。
アクションシーンも満載ゆえに、ハラハラ・ドキドキなアドベンチャー気分も満喫できます。
探索やバトルでは体を動かして操作するため、いやでも雰囲気が盛り上がります。
さらわれた妻を救うという目的もあり、バトルを繰り返すうちにかなり熱くなって、テンションもMAXに! いつの間にか多彩な武器を駆使したりしていて、ヒーロー物みたいな気分になってしまうのはホラーとしてはタマにキズかも。
しかしながら、ベチョベチョな洋画ホラー視点で言えば、バッチリのデキ映え。その手の作品を望んでいるなら、イイ感じです。
ある意味いちばん恐いのは、クリーチャーに汚物を吐きかけられる可能性のあるバトル。リアルに「汚ねぇっ!」と思わず避けてしまうようなおぞましさがあります。汚物が付着すると視界が汚物で見えなくなるので、苦手な方は、おのれの肩を抱いて身を震わせること必至。
いやホント恐ろしいゲームです。
ライズ オブ ナイトメア
発売年月日 | 開発元/発売元 | プラットフォーム |
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2011年9月8日 | セガ | Xbox 360(kinect専用) |
特記事項 | ||
なし |
(C)SEGA