伊達政宗がニコ生でラジオ体操を披露──バーチャルYouTuberとして降臨した『イケメン戦国』政宗様の魅力を加藤和樹と赤羽根健治に直撃インタビュー!

 サイバードが贈る女性向け恋愛ゲーム『イケメン戦国◆時をかける恋』
 伊達政宗を演じる加藤和樹さんと、猿飛佐助を演じる赤羽根健治さんがパーソナリティを務め、不定期配信している生放送番組「イケメン戦国生ラジオ~今夜は朝まで離さない~」(略称:“戦なま”)が、2月5日にニコニコ生放送にて「イケメン戦国 戦なま特別編〜加藤和樹が『VTuber伊達政宗』で生配信!〜」が配信され、来場者数が18万人を突破しました。

※2019年2月14日現在、ニコニコ動プレミアム会員はタイムシフトにて視聴可能。

 『イケメン戦国◆時をかける恋』は織田信長や伊達政宗、真田幸村など、史実で語られる戦国武将たちとのめくるめく恋愛が楽しめるコンテンツとして2015年のスマートフォン向けアプリとして配信開始。
 その後、2017年 にはTVアニメ化や舞台化、さらに、PS Vita版『イケメン戦国◇時をかける恋 新たなる出逢い』のゲームが登場するなど様々な展開をみせています。

  今回(2019年2月5日)配信された番組では、伊達政宗がバー チャルYouTuber(以下、VTuber)として登場し、伊達政宗が本当にそこにいるかのように動く姿はファンを驚かせました。

 伊達政宗がVTuberとなったのは、2018年5月11日に“1日限定”として登場した生放送以来2度め。約1年ぶりの登場でしたが、VTuber伊達政宗は美しく、イケメン度は増すばかり!  生放送中も、顔のアップが映るたびに「イケメン」「キュン死」「かっこいい」「幸せの空間」「ずっと見ていたい」などのコメントで溢れました。

 さて、ファンの期待に応えてくれた伊達政宗ですが、じつは伊達政宗の声を担当している加藤和樹さん(以下、加藤さん)が、リアルタイムにセリフと動きを演じていたのです。
 加藤さんはVTuber伊達政宗をどのように演じていたのか、そしてパーソナリティの赤羽根健治さん(赤羽根さん)は伊達政宗と交流し、どのような想いを抱いたのか……。

 ニコ生終了後に、おふたりを直撃いたしました! ニコ生の番組レポートとともにインタビューをお届けします。

左:赤羽根健治、右:加藤和樹

文 /渡邉千智


伊達政宗の セリフや動きは、ほとんど“アドリブ”!?

──ニコニコ生放送お疲れ様でした。

赤羽根健治(以下、赤羽根):
 久しぶりに“戦なま”ができてうれしかったです。“戦らじ”【※】でもちょこちょこ会ってはいましたけど、やっぱりふたりでできると楽しいですね。

加藤和樹(以下、加藤):
 僕もうれしかったです。 バネケン(赤羽根さん)と一緒にいるテンポ感には安心感がありますね。

※戦らじ
毎週木曜日に配信しているラジオ番組「イケメン戦国ガチらじお~今夜は聴くまで離さない~」通称“戦らじ”。

──伊達政宗のVTuberは2018年5月11日の生配信が初めてで、今回の登場は2度め。さらにパワーアップした姿をみていかがでしたか?

加藤:
 表情も豊かになりましたし、かなり動きもスムーズになりました。今回は奥行きのある空間だったので、 たとえば降ってくる文字との距離感などを掴むのは難しかったですけど、そこも 含めて楽しかったです。バネケンのリアクションも面白かったです。

赤羽根:
 僕も面白かったです。 生放送で初めてコメントが降ってくるのを見たんですが、「こうなるのか!」っ て。

加藤:
 僕の視界のなかでも本当に文字が降ってくるので、絵を描いているときに目の前に文字が降ってきたときは、本当に(ホワイトボードが)「見えない!」ってなるんです(笑)。

赤羽根:
 なってたんだ(笑)。でも、本当に立ち姿だけでも様になっていますよね。ずっと眺めていられるなと感じました。

──常に全身が映っていたのですが、立ち姿や腕を組んだりするなどの所作は、まさに伊達政宗そのものでしたが、加藤さんが意識して表現されたところですか?

加藤:
 そうですね。基本的には自分で考えて動いていました。僕の視界にはVTuber伊達政宗の姿も見えていたので、確認をしながらといった感じです。コメントが流れてきたら拾ってポーズを取ってみたりもして。

赤羽根:
 僕も観ていて、やっぱり伊達政宗を意識しているんだなと思いました。立ち居振る舞いから、「実際に伊達政宗がいたらこんな佇まいなんだろうな」って感じました。

加藤:
 「よし!」って喜ぶところは、自分が出ちゃったような気もしたけどね。

赤羽根:
 たしかに、伊達政宗は「よし!」ってガッツポーズで喜ぶことはないだろうね。

── 生セリフを言う場面では、頭ポンポンや抱きしめポーズなども披露してくれましたが、これも加藤さんが考えられたのでしょうか?

加藤:
 そうです。政宗だったらこうやるかな? というイメージで。

赤羽根:
 ほとんどの動きは、かーくん(加藤さん)のアドリブですね。

加藤:
 VR空間にあるカメラを彼女に見立てて頭ポンポンなどしていたのですが、 僕は自分の姿の引き画しか見えていないので、カメラは画として見えていなくて。距離感がわからなかったので「ちゃんと頭ポンポンできてるかな?」と不安ではありました。

赤羽根:
 すごくいい感じだったよ!

──加藤さんは、伊達政宗 を“全身で演じている”感覚なんでしょうか?

加藤:
 そこは難しいところですね。どうしても手元の機械を操作するというのが念頭にあるので、絵を描く細かい作業などはフリーで演じる感覚とはまた違うかなと思いました。
 たとえば、ボイスがあればそのシチュエーションを頭のなかで構築して表現することはできるけれど、何もない場面だとやっぱり難しいですね。

赤羽根:
 でも、基本的には伊達政宗としてしゃべっていてくれたよね。僕も「ああ、政宗さんと絡んでいるな」っていう感覚で。普段、かーくんとしゃべっていても敬語は出ないのに、自然と敬語でしゃべってしまいました。

──ゲームでは織田信長に「永遠の恋ルート」が追加配信されるなど、重大発表もありました。今後の『イケメン戦国』に期待することを教えてくださ い。

赤羽根:
 信長に第3のルートが発表されたことがやはり大きいですよね。新たなストーリーが追加されることで、よりゲームに“厚み”が増しますし、ファンの方には期待していただきたいです。
 全キャラクターでルートが追加されるのかはわかりませんが、いつかは僕らのキャラクターも追加されたらうれしいよね。

加藤:
 うん。 こうして新たにルートが追加されることで僕らもみなさんと一緒に楽しめて、愛を育んでいけるなと感じます。

赤羽根:
 まだ顕如の本編も配信されていないですし、PS Vita版のキャラクターも、いつかはアプリ版に出てくれるのかなという期待もありますし。
 やりたいこともたくさんあるけれど、やることもたくさん残っている感じもするので、これからいろんな展開に期待できる んだろうなと思います。

加藤:
 VTuberもそうだし、舞台版など、いろんなところに広がっているので、もっと広がって、『イケメン戦国』がより大きな輪になってくれたらいいなと思いま す。

ラジオ体操、自撮りにお絵かき。政宗様の多才っぷりが披露

 ここからは、「イケメン戦国 戦なま特別編~加藤和樹が『VTuber伊達政宗』で生配信!~」の番組内容を凝縮してお届けします。

 放送開始の21時を迎え、画面が切り替わると、そこに映し出されたのは全身の伊達政宗。前回(2018年5月11日)の配信では上半身のみでしたが、今回は、なんと全身姿のVTuber伊達政宗にパワーアップ! カメラに向かって歩いてきたり、手足を動かしたりと全身の細やかな動きが見られ、よりリアルな伊達政宗を堪能できるようになっていました。

 伊達政宗(以下、政宗)といえば戦国の世の男ですが、ひょんなことから仮想空間に迷い込んでしまったとのこと。“天の声”赤羽根さんとのやりとりでは、“インターネット”という聞き慣れない言葉に首をかしげながらも、この空間から脱出するために、4つの試練を達成することとなりました。

 インターネットを通じて自身の姿が全世界に配信されているこの状況というのは、戦国時代を生きる政宗にとって理解しにくいもの。しかし、政宗は脱出のため試練に挑戦してやろうと男気を見せます。これが動乱の世を生きる男の勇ましさ……まさに“イケメン”ですね。

 放送では、視聴者が打ったコメントが、リアルタイムで政宗のいるバーチャル空間に降ってくる演出もなされ、政宗は文字を触ったり掴んだり、はたまたパンチやキックをしたりと慣れない空間ながらも、楽しんでいるよう。さらに、空間に現れた刀を掴んで華麗な刀捌きを披露する場面も。バーチャル空間で、全身を使って自由に動ける様子をアピールしました。

 なかでも政宗が『ラジオ体操第一』の音楽に合わせて、赤羽根さんの指示のもと、体をひねったりジャンプしたりと、軽やかな動きを見せると、視聴者コメントも一気に盛り上がっていきました。
 
 さらに、第一の試練である“自撮りチャレンジ”。バーチャル空間に現れたカメラを使って、政宗が一番イケメンに見えるショットを撮るという試練が与えられます。
 自撮りを知らない政宗が「地鶏?」と困惑する可愛らしい場面もありつつ、どんなポーズや角度がいいのか模索していきます。視聴者にアドバイスを求めると、「上目遣い」、「ナナメ45度の角度から」、「ヘイメーンポーズで!」とたくさんのコメントが寄せられました。

 とはいえ、身近ではないだろうカメラを手際よく扱う様は、“さすが政宗様”といったところ。

 視聴者コメントを踏まえて撮られた、政宗のバッチリ決まった一枚は、イケメン戦国公式ツイッターに掲載されています。

 その後も第二の試練、“お絵描きチャレンジ”では、バーチャル空間に現れたホワイトボードとペンを使い、文字やイラストを描くなど、政宗がその多彩っぷりを披露。
 お絵かきタイムの間は、カメラアングルが様々な視点に切り替わり、政宗の後ろ姿はもちろん、ホワイトボード越しに真剣にイラストを描く姿、足元からなめていく様子など、まさに政宗の全身をじっくり見ることができた時間でもありました。
 全身はもちろん、アップ、見返り、足……どこをとっても政宗は最高にイケメン!

 つづく、第三の試練“生ボイスチャレンジ”では視聴者コメントで選ばれたシーンに合わせて政宗からの生ボイスが! 頭をポンポン、ギュッと抱きしめポーズなどキュンとするセリフだけではない、VTuberとしてそこにいるからこそできるポーズや動きの数々に、阿鼻叫喚のコメントが多く流れ、多くの視聴者を悩殺しました。 

 最後である第四の試練は、“5万コメントを達成”すること。「余裕だよな?」と政宗は視聴者に問いかけ、「政宗さんへの思いをコメントに載せて届けてください!」と赤羽根さん。それに応えるように、コメントは「好き」の言葉で一色に。バーチャル空間にいる政宗にも「好き」の文字が大量に降り注ぎました。5万コメント到達に近づき、元の世界に戻れることになった政宗。「なかなか楽しめた」という言葉とともに、画面は暗くなっていきます。

 そして、元の世界の姿──2Dイラストの政宗と佐助が現れ、ふたりの会話劇に。夢から覚めた政宗。「どんな夢だったのか」と佐助に問われ、「言いたくない」というやりとりが見られました。

織田信長本編「永遠の恋」が 今春配信決定!

 ニコ生ではゲームに関する重大発表もありました!

 織田信長本編に、「さらなる恋物語」エンディングの追加配信が決定! 「幸福な恋」ルートと「情熱の恋」ルートに続く、「永遠(とわ)の恋」ルートが、2019年春に配信予定。分岐前のストーリーにボイスやスチルも新たに追加され、信長との甘い物語がより楽しめるように。

 さらに、明智光秀(声:武内駿輔)の本編配信が決定! 本編配信は、残すところ光秀と顕如(声:新垣樽助)のふたりだったこともあり、ファンも待望だったようで、たくさんの喜びのコメントが流れました。配信は2019年夏頃を予定とのことです。

 ほかにも、日本橋室町BAY HOTELとのコラボ情報や、2月21日から、池袋サンシャイン劇場にて上演がスタートする『イケメン戦国 THE STAGE~上杉謙信編~』についてのお知らせもアナウンスされました。

 VTuber伊達政宗からはじまり、ふたりが登場した実写パートまで盛りだくさんだった番組もそろそろ終了の時間。ふたりからは「久しぶりに顔を合わせての“戦なま”だったので、とても楽しかったです」と最後の挨拶がされ、1時間半の生放送は幕を閉じました。

©CYBIRD

 2019年で4周年を迎える『イケメン戦国』。加藤さんと赤羽根さんも、ゲームのパワーアップをはじめ、VTuberとしての展開や様々なメディアミックスに、今後の可能性を感じているようでした。

 いつもはゲームの中で触れ合っているキャラクターが、VTuberとして登場しリアルタイムにファンと交流する。それは誰もが「一度はカレと会話したい」と夢にみた出来事の実現といえるのではないでしょうか。

 インターネットでは、VTuberが目覚ましい活躍を見せています。しかし、まだまだキャラクター数では圧倒的に女の子が多く、イケメンVTuberは少ないのが現状です。
 女性が会話したいのは、やはり“好きなカレ”。今回の伊達政宗のように、大好きなキャラクターと対話ができる。また、それを担当声優が演じ、アドリブもする。これこそまさに女性が求めているVTuberの姿といえるのではないでしょうか。

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ライター
アニメ、ゲーム、声優、舞台系などをメインにインタビュー、記事執筆などを行う編集・ライター。三度のメシと酒と女性向けゲームが好き。学生時代にネオロマンスに影響を受けて以降、気付けば女性向けゲームばかりやっている。
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